「ニライカナイの風」其の１１８感想２０１０．８．２５

「ニライカナイの風」其の１１８　感想

今回の「ニラカナ」。

泣きました。
いろんな意味の涙が出ました。
（ダメだ。感想を書こうとして、読み返しても泣ける；_；）

屋良くんが今、置かれている立場の中で、
話ができるところのギリギリのところまで、気持ちを伝えてくれたように思います。
なんてことなくサラっと読むこともできるし、
最大限の「主張」をしているようにも、とれました。

今回の「ニラカナ」で私が１番に知りたかったことは、
「PLAYZONE２０１０」が、屋良くんにとって幸せな舞台であったか、ということです。
（本当は、千秋楽の日に、自分の耳で聞きたかったですが･･･）

屋良くんは、屋良くん自身の力で、どんな舞台（お仕事）も、自分のプラスに変えられる人です。
今回の舞台も、屋良くんは、生き生きと踊り、歌い、お芝居をし、カンパニーの仲間を愛し、愛されていました。

そのことに、間違いはありません。

ですが、屋良くんは、これまでの経験の中で、
「理想」とも言えるような、素晴らしいカンパニーや、素晴らしい「作品」、作品創りの「過程」を知っているだけに、
今年の状況の、不安や焦り、切羽詰った思いは、どれほどだったでしょう。
「PLAYZONE」を正統に受け継いだ唯一の人物として、その責任感からくる重圧は、どれほどだったでしょう。

そして、「事務所」の中に存在する、「実力」とは比例しない「力関係」の中で、
どれほど悔しく、歯がゆい思いを飲み込んできたことでしょう。

ましてや今回は、作品の誕生から関わってきた「SHOCK」の、
やっと「コウイチ」との真の絆を確かめ合った、１０周年という記念すべき公演から、
引き裂かれての出演だったのですから。

そんな、さまざまな「葛藤」の中で、屋良くんの心に、最後に残ったものは何だったのだろう･･･
そんな思いで、ドキドキしながら読んだ「ニラカナ」でした。

わたくし、タイトルはいつも、あまり気にしていないのですが、今回のタイトルを見て、ひとまずホッとしました。

すべてを総合して「勝ち」と、受け取っていいのでしょうか。
それとも、「やり切った」安堵感の表れが、このイラストなのでしょうか。
今回の最後の１文を見ると、後者の方かな･･･？（＾＾）

まず、今、のんびりできていることの報告。
思えば屋良くんは、「キンキコン」→「SHOCK」→「歌舞伎」→「PLAYZONE」と、
お仕事が途切れなかったどころか、重ねて稽古をする日々で、まったく気持ちの休まる時がなかったでしょうね。
屋良くんが今、心と身体を休められていることに、ひとまず安心です。（*＾＾*）

で、次の文から、
もう、ジャブを打ってきましたね。（＾＾）

「今年のPLAYZONEは」で、まず最初に来る言葉は、

「沢山学ばせてもらいました。」

である、と。

この言葉は、ただ単に、「トラヴィス」にダンスをつけてもらったという、
「新しいことを習得した」意味での「学び」のみを、指しているわけではないんですよね。

この言葉は、どれほどの「困難」があったかということの表れ。
屋良くんにとって、「ここまでの経験をしたことがない」というぐらいの難しいことが、
たくさん立ちはだかっていたということの表れが、この一言なのかな、と。

ここまで読んで、すごいこと書いてきてくれたわ～と思っていたところ、
ジャブの次は、フック。

「今回の公演を観て何を感じたか、思ったか･･･」

「人それぞれだと思います。」

効くわー。
痛いわー。（>_<）

表面的な意味を取れば、「舞台の解釈は人それぞれ」ということですが、
屋良くんのこの「･･･」と、「行間」は、それ以上のものを含んでいることを、伝えてくれています。

しかも、今回の「舞台」って言っていませんからね。
今回の「公演」って言っていますから。

まだ固まっていない状態の中、走り出したスタートから、
大千秋楽のカテコ＆挨拶の状況まで、すべてひっくるめて、
それを観た人が、必ずしも「YES」の感想ばかりを持ったのではない、ということが、
きっと、屋良くんの耳にも入っているんですね。

いろんな人が、いろんな憶測をし、勝手に意見を並べ立てて（はい！私もその１人です＾＾；）、
屋良くんの耳に届いているものの中には、当たっていることもあれば、まるで検討違いなこともあったでしょう。

特に今回は、どのキャストのファンにも、「納得のできないこと」が絶対にあったと思うので、
それがゆえに、他のキャストに対する反発も少なからずあったと思います。
きっと屋良くんも、その渦の中に巻き込まれて、いろんな否定的な意見も耳に入ってきていたんじゃないでしょうか。

ここまで「ニラカナ」を読み進めてきて、残念な「やっぱり」が続き･･･。

では。
屋良くんが「ステージに立って感じていたことの真実」はなんだったのか･･･？

そう感じながら、ドキドキ読み進め、下にスクロールしていったところ、
そこに待ち受けていた言葉は、私の予想していなかった言葉でした。

ジャブも、フックも、吹き飛ぶほどの、本格的に心にズシンときた言葉。

屋良くんが、すべてを淘汰して、最後に伝えてくれた言葉。

それは、私たち観客への

「ありがとう」

でした。

この時点で、もう涙涙でした。

「やっぱり、本当に、相当キツかったんだなぁ」と、せつなく思う涙から、
そんな環境の中、「ありがとう」と言える、屋良くんの「心」の真っ直ぐさに、心打たれる涙に。

こんなに、こんなに、大変だった中、私たち観客のことを感じてくれていたのですか。（>_<）

私たちは、キャストの文字の大きさや肩書きを変えることはできないし、
最後の挨拶の順番を変えることもできません。
PLAYZONEの準備をもっと早くに進めて、固めてもらうよう、進言することも、
振り付け師の肩書きにお金をかけるより、
キャストを輝かせるような演出にお金を注いで欲しいと言うこともできません。（言うだけならタダですが）

今回の「PLAYZONE２０１０」は、屋良くんがいなければ、なりたちませんでした。

他の役については、「代役」を立てる、「他の人とチェンジする」ということもできたかもしれませんが、
屋良くんのあの「役」というより、あのポジションは、屋良くんにしか、まっとうすることのできないものでした。

トラヴィスのダンスを理解し、表現することができる。
後輩の中に入って、力の引き上げとともに、「舞台の楽しさ」を伝えられる。
「ベテラン」とは言いつつ、「ジャニーズ内」の守られた環境での舞台経験しかないメンバーの、心の拠り所になれる。
いろんな面で、他キャストと距離のあった主演と、カンパニーをつなぐことができる。

そのどれもが、一朝一夕ではなしえない、
屋良くんの経験と実力と、普段の姿勢と、人徳からなるもの。

それゆえに、屋良くんが果している役割の大きさ、その素晴らしさに見合う「評価」を、
どこからももらえていないことに対するもどかしさは、私たちファンを苦しめました。
（だから、光ちゃんのメールは、本当ーーに、救いでした；_；）
今、屋良くんは、とても大変な時なのに、何をすることもできない自分に、歯がゆさを覚えました。

でも。
でも。

そんな私たちに、「ありがとう」と言ってくれるのですか。（；_；）
「拍手」が、不安を消す力になったと言ってくれているのですか。（；_；）

今回の観客の「拍手」は、必ずしも「舞台の評価」と直結した「拍手」ばかりでは、なかったと思います。
「自分の好きなタレントが、がんばっていること」に対する、「身内可愛い」意識からくる「拍手」もあったと思います。

でも、たぶん、屋良くんは、そんなことも全部わかっていたんだよね。

その「拍手」の温かさが、本当にそのカンパニーのためになっていたのかは、わかりません。

それでも。

私が贈った、あの拍手が。
みんなで贈ったあの拍手が。

少しは、屋良くんの力になることができた･･･？

それを聞いて、本当に、ホッとしました。（；_；）

結局、私が悔しかったのは、「事務所」の対応や、他あれこれとの関係というよりも、
それに対して「何もできない自分」、という「無力感」だったのだと思います。

屋良くん。
こちらこそ、最後の最後まで、ありがとう。（＾＾）

これで、やっと言えるような気がします。

「PLAYZONE２０１０」。
本当に、本当ーに、お疲れさまでした！！m（ _ _ ）m
そして、
たくさんの幸せを、ありがとうございました！！

ふふふ。
そして、今回は、これだけでは終わらなかった「ニラカナ」。
最後にジョブ２発。（＾＾）

「僕も、また皆さんと早く会えることを願ってます。」

ええ！？
私がビックリしたのは、「僕も」の「も」！！

すごいわ～、これ。（＾＾）
これって、私たちファンが、「早く、次の屋良くんに会いたい」って思っていることを、わかっていること前提でしょ？
私たちが屋良くんに「会いたい」って思っていることが、ちゃんと届いてるんだなぁ、って。

今回の「PLAYZONE」。
翼くんでも、優馬くんでも、A.B.C-Zでも、慎ちゃんでも、Theyでも、M.A.Dでも、S.A.Dでもなく、

「屋良くんに」

会いに行っていた人間がいたことを、ちゃんと、わかってくれているんですね。（*＾＾*）

そして、次に会える時には、またまたレベルアップしてくれるんですか。（*＾＾*）
まだ、これ以上、上がりますか？（＾＾）
ほぉ～～～。。。
いつも、いつも、新しい屋良くんを魅せてくれてありがとうね。（*＾＾*）

そして、最後に、すごいこと書いてくれちゃいましたね。

「皆さんの声があれば早く逢えるかも」
「なのでよろしくね」

って。
え！？
えええっっ！？

ちょっと、ちょっと、ちょっと。

えーっと、
その「声」の、届け先を教えてはくれないでしょうか？

「早く逢えるかも」って、どういうこと！？

ええええっっ！！？？

うーーーーん？？？？

私が受けた感じでいうと、何か新しいことをする、というより、何かの「再演」があるのか？という感覚なのですが。

んんん！！？？？

でも、これって、確実に何かが決まっている言い方だよね･･･

まぁ、まぁ、まぁ。
最後に、大爆弾を落としてくれましたわ～。（*＾＾*）

エビちゃんたちとは、舞台終わってからお食事したのかしら？
「お疲れ様会」と、「これからがんばって会」？
どんな話をしたのでしょうね。（＾＾）

はぁ～～～～～～。。。。

ファンにとっても、試練試練の「PLAYZONE２０１０」が幕を閉じました。
みなさま、お疲れ様でした！！
そして、ありがとうございました！！m（ _ _ ）m

P．S．「僕に出来ること」の歌詞が、染みますね。。。（*＾＾*）

２０１０．８．２５

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