「Endless SHOCK」３／２６（昼）感想

本日が私の楽でした。（*＾＾*）

★★★光ちゃんのご様子＆カンパニー★★★
オープニングで客席の方を振り返った光ちゃんを見てビックリ！

「顔が一回り小さくなってる･･･（>_<）」

私は今回２階席ばかりだったのですが、本日は初めての１階席。
近くで見た時の方が、顔が小さく見えるってどうよ（涙）･･･と胸が痛みました。

ジャングルのフライングで、鎖骨の下の骨が浮き出て見えた時はどうしようかと、思いました。公演も終盤に入ってくると、わき腹の方のあばら骨が浮き出てしまうのは毎回のことですが今回は鎖骨の下ぐらいの骨までが見えちゃってます〜。（>_<。

ダンスも後半にいくにつれどんどん切れが落ちてきますし、動きが続くシーンなどは、光ちゃんすごく息が上がってしまっているんですね。ご一緒した方が看護師さんで「人は胸の筋肉を使って肺を広げて呼吸しているので、脂肪を使い切ってあそこまで胸の部分の筋肉が落ちていたら、きっと息が入らないんだと思う。」と説明してくださいました。（>_<。

しかーし！！
その分、というのでしょうか。
光ちゃんを支えるカンパニーの迫力、熱気はすごかった！！
ある意味、「堂本光一」という人物が、カンパニーが「何に向かって走り続けるのか」の一つの答えのようでした。
みんながみんな、「堂本光一」という指標を持って、「心を一つに舞台を造りあげよう！」という気迫がビシバシ伝わってくるんです。

殺陣のシーン。
昨年度のSHOCK以来、久しぶりに泣かされました。（；_；）

満身創痍の堂本光一と「コウイチ」が重なったということもありますが、光ちゃん以外のキャストが、「そんな光ちゃんを支える」ということがどういうことなのかを、みんながわかっている。
「大丈夫か」とか、「少し休もうか」だとか、ましてや「頑張って」と声をかけることに何の意味もない。
この２ヶ月で、芸術的なほどの美しさを醸し出すようになった殺陣のシーン。
演技ということも忘れるほど本気でぶつかり合っている姿。
そこに「光ちゃんを支える」ということの彼らの答えがあり、見ている私たちはそこに胸を打たれるんだと思います。（；；）

ドラムバトルでの石川さんにも驚かされました。
あの石川さんが、ものすごく熱くなっているんですよ！
私の中のイメージでは、中に熱いものを持っていながら、表面はクールにこなしているというのがありました。けれど、今回見た石川さんは「クール」とはほど遠かったです。
それは石川さんの中の変化（ゲスト→カンパニーの一員）ということももちろんありますが、石川さんのその気迫で逆にわかってしまうんですよね。
あの石川さんが、これだけの力を振り絞ってこの場面を引っ張ろうとしているということは、光ちゃんの身体の状況が決して良くはないことを。（>_<）

リボンフライングから大太鼓。そしてドラムバトル。
光ちゃんどこかのインタビューで「腕に乳酸がたまりまくり」ということを語っていた記憶があるんですが、これまでなんとか持たせていたと思うんです。
けれど、最後の最後で光ちゃんが締め太鼓を振りかぶって叩くところ。光ちゃん肩より上に手が上ってなかったんですよね。（>_<）
きっと、叩き方のフォームをチェックしているのは私くらいなものだと思うので（＾＾；、他のお客さんには気付かれていないくらいの変化だとは思うのですが、私はこの最後の西洋の太鼓の叩き方ではない和太鼓のフォームが大好きなので、気付いてしまいました。
光ちゃん、ごめん。（>_<）

きっと、ここまでのレポを読んでいただいた光ちゃんファンの方には、いらぬ心配をおかけしてしまっているように思うのですが、
カンパニー全体のものすごい気迫が、実際に舞台全体を見ている私に、光ちゃんの心配をさせてくれませんでしたね。（*＾＾*。

ああ、このカンパニーなら絶対に大丈夫。
光ちゃんは最後まで大丈夫。

それが伝わるから余計に、１幕も２幕も、最後は涙、涙でした。（涙）



★★★発見＆変化（？）★★★
●最初にDVDの小声感想
DVDのSHOCKを通してきちんと見たことがなかったのですが、今回のSHOCKを観に行く前にちゃんと見ておこうと思って見ました。
感想は、やっぱり「昔のEndlessSHOCK」でしたね。（＾＾）
現在進行しているSHOCKは、もうこのDVDの段階にはいない。ここからもう何段も上がっているところにいる。（*＾＾*）
そして、一番驚いたのが･･･これ小声で言った方がいいんでしょうか？
じゃ、小声で。

ハムレットとリチャードの裏で使われていた音楽が、舞台で使っている音楽と差し替えられているんですけどっ！
似ているけどメロディーのラインをわずかにいじってあるんですよ。
リチャードの翼くんが戦っている裏での音楽に関しては、「歌詞」までなくなっているっ！
これ著作権で何かまずかったんですかね？？？（＾＾；

はい。小声の感想終わりです。（笑）

●１階席の音
DVDを見てみて、セリフが変わったな、と思っていたところがそのままだったり、私の中の記憶違いが結構あって、ちょっと汗をかきましたが･･･
（前から「ガキ」って言ってるじゃん！とか＾＾；）

で、今回のSHOCKはすごくマイクの音が良くなった！ということを前回のレポで力説したのですが、１階席で聞いたらそれほどでもなかったです。（ありゃ・笑）

自分の中で納得がいかなかった、スペインの最初のタップの裏の楽器も、１階で聞くとなぜかちゃんとシェイカーの音も入っていました。
音楽を聴くように作られた劇場ではないので、たぶん１階席は、スピーカーから聞こえてくる音と、一度後ろの壁にぶつかって返ってくる音が混ざってしまって、音のシャープさがなくなってしまうんでしょうね。２階席ぐらいまでいくと、スピーカーからの音と自分の耳に届くまでに壁や人に吸収される音のバランスがちょうどよくなって、音がシャープに聞こえるのかなぁ、と。（＾＾）
でも、生歌を拾う音は、１階席で聞いても、格段に良かったと思いました！

生歌と言えば･･･
２幕の記者会見が終わってから、「♪What 10 wanna say〜」と光ちゃんが歌い始めることろ、いつも遅れるので冷や冷やしていました･･･（＾＾；
ま、それも生歌の味ということで♪

●１階席の演出
１階席で見て、改めておもしろいな〜、と思ったのが、ジャングルのところのマジックですね。私のお隣のおばさま、「なんなの！？どうなってんの！？」って怒ってましたから。（笑）
２階席から見ているとある程度、種はわかるんですけどね。

けど、これは私は全然気付いていなくて、以前ご一緒した友人が教えてくれたんですが、リカとツバサが表れたり消えたりするのは、その場にしゃがみ込んでライトを消しているだけなんですね。表れる時は立ち上がってライトを当てるだけという。なんとも原始的な方法で行われているのですが、効果はバッチリでしたね！（＾＾）

１階席では、特にスモークの中からターザンのように客席へ飛び出てくる演出は、白い煙の中から光ちゃんがいきなり飛び出してくるように見えるため、とっても迫力ありました。（２年前のSHOCKでもあったと思うんだですけどねぇ＾＾）

●車の色
車の色を白色にした意味は、ただ単に色のバランスだと思っていたんですが、今日見て「あ、こんな意味もあったのかな」と思ったことが一つ。
と言いますのは、車が白で、光ちゃんが白、ダンサーさんが赤なわけですよね。すると、同じ「白」の光ちゃんと車が連動して見える！
より、光ちゃんの力で車を操って見えるような演出になったのかな、と。（＾＾）
しかし、あのマジックは何度見てもわたくし種がわかりません。何かで吊られているんですか！？

●バルコニーのシーンで
これは今日見て初めて気付いたのですが（ちなみに昨年のSHOCKでは、この演技はありませんでしたbyDVD）、屋上に上がったコウイチと、それを追いかけてきたリカと二人でデュエットをするシーン。
その後屋上の入り口まで来たツバサが、その二人を見つけたとたん足が止まってしまって、すごくせつなそうな顔をして立ちすくむんですね。「リカのことを思うと今この二人の間に入って行けない」というふうに。（；_；）
それを、その後から来たアキヤマがツバサの気持ちを察して、ツバサの肩をポンと叩いて、２人で一緒に屋上へと入っていくわけです。
２幕での「想いが届かないまま見ている苦しさが俺にはわかる！」というツバサのセリフの伏線が、こんなところにも出ていたんですねぇ。（＾＾）

●アグレッシブ光ちゃん
殺陣のシーンの光ちゃんが、それはそれはアグレッシブになっていました。すごい「殺気」でしたねぇ。
あと、今回は１階席なので、あの矢をつかむところ（舞台上のツバサが客席にいるコウイチに向けて矢を放つのを、コウイチが素手で掴み取る！）を絶対に見るぞ！と思って見ていたのですが、カッコ良かったですねぇ。（*＾＾*）

ええ。矢を投げ捨てるこころが。（笑）

これも、スペインで靴を履き替えてもらうのがツボった友人と話していたことだったのですが、実際に見てみて、やっぱりカッコ良かったです。（笑）

私、光ちゃんの「悪役」がよっぽどツボにはまるみたいで。（←光ちゃんのリチャードをもう一回見たい人！）今回の殺陣で、敵の髪の毛をつかんだり、容赦なく刀を突き刺したり。
般若の形相で、すごい声を出してガーっとやられるとねぇ。
「普段の堂本光一さんなら絶対にこんなことをしない」っていうのがわかるから、そのギャップがいいんでしょうね。（*＾＾*）
１幕の最後で、真剣を持ったツバサに「こいよーーーーっっ！！！」と絶叫する光ちゃんに、くらくらきた私でした。（笑）

●リカちゃんに
１階席で見たリカちゃんは、やっぱりむっちゃ可愛かったのですが（*＾＾*）、今回田畑さんがリカをやったことで、コウイチの役がすごく「男らしく」感じたんですよね。
特に、ツバサの告白のシーンで、リカの告白の後、リカを包み込むように抱きしめるコウイチ。ドキーーっとしました。（*＾＾*）

で、ですね。光ちゃんのセリフの言い回しが、今回の公演を通して一番変わったな、と思うのが、ここのリカに言う「ありがとう」と、「みんな成長したな」というセリフだと、私は思うのです。（＾＾）
ぶっちゃけ私は、「みんな成長したな。」のセリフはいらないと思うんですが。（＾＾；
公演の最初の方はすごく感情を込めて言っていたような記憶があるのですが、今日はサラっと、「心で感じたことが思わずポロっともれた」というようなニュアンスになっていました。（＾＾）

そして、リカに伝える「ありがとう」。
これはね。今回見て思ったのですが、後半の方の公演では「恋愛感情」も含めた言葉になってきているんじゃないか、という気がしました。あくまで私が感じたニュアンスですが。（明らかに去年のSHOCKのニュアンスとは全然違うんですよね＾＾byDVD）
恋愛とまではいかなくても、ただの「同じカンパニーの仲間」というよりは、「家族」にも似たような感情かな？（＾＾）
１幕屋上の「ありがとな。」も大好きですが、２幕告白シーンの「ありがとう。」も、すごく男くさくて、それでいて優しくて、大好きです！！（*＾＾*）



★★★今日の座長ネタ★★★
●記者会見オチ
記者会見のシーンで「おなかのきず、みせてくださぁい。」と言っていた外国人記者さん。前回見た時までの最後のオチは、コウイチの頭を指さして「それカツラでしょう！？」でしたが、今日は「そのカツラ、あたらしいでしょう！？」でした。（笑）
このネタを仕込んでいるのは、いったい誰なんでしょうね。（笑）


●リカちゃんがんばれ！
病院からコウイチが帰ってくるシーン。

光ちゃんは、身体全体を波打つように３回くねらせて（いつかのキンキコンでやったイカの動きのようなやつ・笑）、

　光「※お゛ぅ･･･ぉお゛う･･･ぉぉおお゛う･･･」と、うめいた後、前かがみの姿勢のまま、
　光「こうちゃんは、帰ってきたよ。」
　リカ「･･････。」
　光「お゛ぅ･･･ぉお゛う･･･ぉぉおお゛う･･･」←※繰り返し
　光「こうちゃんは、帰ってきたんだよ。」
　リカ「･･････。」
　光「お゛ぅ･･･（とやりかけたところで）」
　リカ「コウイチ！・・・」
　光「ぉお゛。」（身体を起こして）「･･･なんだよ、もう一回やろうと思ってたのに。」
　リカ「･･････。」
　光「なんだよ。」
　リカ「･･････。」←吹き出すのをこらえてしゃべれません（笑）
　光「なんなら、お前も一緒にやるか？」
　リカ「･･･。」←すかさずイヤイヤと首を振る
　光「じゃあ、なんだよ。」
　リカ「･･･。」←かなりこらえてます
　光「♪月曜日はウンジャラゲ、火曜日はハンジャラゲ･･･って知らねーか。」←いきなり歌う
　リカちゃんここでこらえきれず、吹き出して客席側から顔をそむける（笑）
　リカ「･･････。」←なんとか持ちなおそうと、こらえてます（笑）
　光「だから、なんだよ。」
　ここでリカちゃんこらえきれずに、小走りに上手にハケちゃいました。（笑）

　光「･･･。」←取り残された光ちゃん
　光「･･･おい。･･･どうしろっていうんだよ。まいったなぁ･･･。」
　
　（１５秒後くらいに）リカちゃん走って戻ってきます。

　光「お。もう落ち着いたか？」←いや、君のせいだから・笑
　リカ無言で大きくうなずく。

リカ「これ･･･。」とペンダントを差し出し、いつものお芝居に戻ったのでした。（*＾＾*）

リカちゃんがんばったねー。（*＾＾*）

ちなみに、この後、アッキーが光ちゃんにお尻を蹴られるシーンで、アッキーが光ちゃんのクネクネを「お゛ぅ、お゛ぅ」言いながらまねをしていました。（笑）

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以上、最後まで読んでくださいましてありがとうございました。m（ _ _ ）m

このレポを書いている時点で、無事千秋楽は終わっております。
今回は千秋楽をさみしく感じるよりも、光ちゃんの身体がどれだけもつかのカウントダウンのように感じてしまっていたので、ホッとしている気持ちの方が強いです。

技術面で、より高度なことに挑戦しているとか、メッセージ性を持たせるために細かくセリフを変えていることなどは、私にとってはとても小さなことのように思いました。

それよりも、このカンパニーの団結。一体感。気迫。
なかなか、ここまでの舞台に出会うことって、ないんじゃないかな、と思います。

光ちゃん、出演者のみなさん、スタッフさん、近くから遠くから拍手を送り続けた私たち。
お疲れさまでした。そして多くの感動をありがとうございました。

最後はやっぱりこれですね。（*＾＾*）


　　　千秋楽に、かんぱーーーーーい！！