２００５年「Endless SHOCK」感想　　　　　　２／１９夜，２／２０昼

★★★ 光ちゃんのご様子 ★★★
ビックリしました。２週間ぶりに見る光ちゃん。
私の頭の中では線のように細くなってしまった（by剛さん）光ちゃんが、けなげに舞台に立っているんだろうと、ある程度の覚悟を持って観劇に臨んだのですが、なんのなんの！！
身体こそ細くなってはいましたが（あばら骨が見える・涙）、その表情の豊かなこと！！（*＾＾*）
そしてなりよりダンスのキレの美しいこと！！（*＾＾*）

どうやら、私の記憶の中の光ちゃんは、どちらかと言うとあまり表情の変化が見られないようなクールな顔が定着しているようです。
しかも、「光ちゃん疲れているだろうな」→「ダンスも時々よろけたりしているのかな」なんて、とっても失礼な予想をしていました。（＾＾；

ところがどっこい。
最初、屋上でバラードを一曲歌う中ででも、未来を見つめて子どものようにキラキラと瞳を輝やかせたり、街の明かりを見下ろす時のちょっと憂いを含んだ表情。
一つの舞台を終えた充実感を抱えて、気持ちよさそうに夜風にあたっている感覚までもが伝わってくるようです。

「生き生きとしている」と一言で言ってしまえば簡単ですが、「コウイチ」が感じている内側から沸き起こるいろんな感情が、「堂本光一」の身体を借りて溢れ出てきているようでした。（＾＾）

そして、本当にビックリしてしまったのが光ちゃんのダンス！
今回のSHOCKの幕を開けてからこれまでずーっと、洗練され続け、かつ力強さが加わっている。「キレがいい」というのはこういうことを言うのですね。
これは、「殺陣」や「打楽器の演奏」の動きとの相乗効果が出ているのではないかなぁ、と勝手に想像しています。（＾＾）
また、その美しいダンスの色っぽいことといったらないですね。光ちゃんのダンスの色香にふわ〜っと惹きこまれてしまいそうです。（*＾＾*）

★★★ 発見 ★★★
●改めて
光ちゃんがカッコよかったです。

･･･って、改めてこんな感想を書くと殴られそうですが、なぜか今回改めて、「なんてカッコいい人なんだ！！」と、かなり胸がときめきました。（笑）

何度も恋に落とされ･･･
本望ですね。（*＾＾*）

そして、メイサちゃんが可愛かったです！

･･･って、これも小学校の感想文並みですが。決して器用なタイプではなさそうな彼女が、一生懸命この舞台になじもうとしている姿が、けなげで可愛かった。（*＾＾*）

●微笑み返し
光ちゃんと石川さんのセッション。
２人で向かい合ってバチで打ち合いをするところで、時々石川さんがニッコリと微笑まれるという話を聞きながらも、私の観る回ではその姿にお目にかかることはできませんでした。そもそも石川さんの笑顔が想像できない･･･（＾＾；

光ちゃんと石川さんの息が、もっとも合ってきたなと思うのが、光ちゃんが和太鼓、石川さんが舞台下手側の緑色のドラム（？）を一緒に叩いている時です。
光ちゃんのフォームがまさに「舞」なんですよね。（＾＾）

和太鼓の醍醐味の一つに、この視覚的に美しいフォームがあると思います。特に、両手を顔の片側に通して打つフォームは足の動きも相まって、その動きだけで「芸術」と呼べるほどの美しさです。（でも、光ちゃんがこの太鼓を打っている時は角度的に足が見えないのが残念）

光ちゃんが大きく手を振り上げる部分では、光ちゃんの身体が舞台下手に向かって開く形になるので、その時に石川さんの方を見るんですよね。（＾＾）
もちろん、石川さんも、光ちゃんの手の動きと同じように手を振り上げています。

「ダンス」でも何でも同じだと思うのですが、きっと、どちらかが、どちらからに「合わせよう」と思った時点でダメなんだと思うんです。
自分の呼吸と、相手の呼吸。
それぞれが独立していて、それが「自然と」「合う」。
この空間こそが、２人での小宇宙を創り出している瞬間だと思うのです！！（←中学校の音楽の教科書に、雅楽の音楽を「小宇宙」と表現してあったので、使わせていただきました・笑）

その後向かい合ってバチを打ち合う２人。

あ、笑ってます！！
石川さん笑ってます！！
光ちゃんも笑ってます！！

ああ、この笑顔のことだったのかぁ。いいなぁ。（*＾＾*）

ちなみに２０日昼公演での太鼓のシーンで、マーチン（もしかしたら、他のジュニアの子だったかも）が片方のバチを豪快に飛ばしてしまったのですが、その後も片手は素手のままノリノリで叩いていました。
その時、マーチンの正面が石川さんだったのですが、むっちゃ笑顔♪♪♪
バチが飛んだ瞬間もですが、素手で叩き続けるマーチンと、「叩くが勝ち♪」とばかりに楽しそうにセッションしていました。（*＾＾*）

●断末魔の叫び
２０日は席がかなり前方だったため、舞台の上の息づかいから、叫び声まで生々しく聞こえました。やはりすごかったのは殺陣のシーンですね！
鉄砲で撃たれた後、大太刀で２人の敵に刺されるコウイチ。
その時「この、死に損ないがぁぁぁぁ！！！！」って言われていました。（涙）
コウイチは、その言葉に挑発されるようにその大太刀を奪い取り、「う゛お゛お゛ぉぉぉぉ！！」という絶叫を発しながら相手を倒します。
敵の最期の散りゆく命の叫びを浴びながらも、自分も同等に傷ついていくコウイチ。
刺される様も、刺す様も美しかったです。(>_<)

そして、１幕の最後の最後。
舞台に手を差し伸べながらも、力尽きて倒れるコウイチ。
もうほとんど奈落に沈みかけていますし、マイクもほとんど入っていない状態だとは思うのですが、崩れていく瞬間の「ぐわぁぁ････」という声が聞こえました。
本当に、どの瞬間のどの場面をとっても、全力で演じきっている光ちゃんに改めて涙･･･。

●フライング
今回の数あるフライング。
いつもより苦しそうに感じられるのはなぜだろう、と思っていたところ、「助走距離」が短いことに気づきました。
１幕前半のフライングはかなり助走をつけて舞台から飛び出していますが、網を使ったフライングなどは、文字通り自分の足で床を蹴って飛んでいる感じです。
その瞬間のパワーたるや、すごい！！の一言につきますね。

何かのメディアの中で、「蝶のフライング（通じてます？）をする時に奥歯を噛みしめるため、奥歯がすり減ってきている」というのを聞いたことがあります。
前回のSHOCKと同じように見えるフライングでも、厳しい条件の中、すべてを出してくる光ちゃんが、あまりにも光ちゃんらしいです･･･（涙）

●うおっ
アンコールで着替えて出てくる黒の衣装。

中はシースルーでした。

ちちくびが･･･う゛･･･（鼻血）

●タップからダンスに移るところで、靴を履き替える（履き替えさせる）間の時間が倍に伸びました。あれ？と思ったんですが、前の時間では間に合わないことも多かったのかな？（＾＾）

★★★ 今日の座長ネタ ★★★
※セリフはこんな感じのことを言っていた、という程度で正確なセリフではありませんのであしからず。m（ _ _ ）m

＜１９日夜＞
この日は、森光子さんとタッキーが観劇。アッキーから最初に紹介がありました。
あら。わたくし、今回のSHOCKでタッキーに会うのは２度目です。（笑）
タッキー、前回は１階席でしたが今回は２階席で。いろんな角度から観てもらえるのは嬉しいですね。（＾＾）

●怪獣
千秋楽公演の打ち上げで、赤字をなげくアッキーが「ベラベラうるさいんだよ。怪獣みたいな顔して。」と言われたところから始まります。（笑）

屋上でしっとりと語るシーンでは、コウイチが練習している姿を人に見られたくなかった話で、

アッキー「特にオレのオヤジには、だろ？」
コウイチ「お前のオヤジも怪獣みたいだったなぁ。」
アッキー「（笑）。その怪獣みたいなオヤジも。（笑）メジャーになるという夢を抱えたまま･･･」

と、さりげなく（？）「怪獣」を取り入れながら会話していました。
マスタングに乗り込む光ちゃん。アッキーに向かって突然、

コウイチ「おまえ、何ドンだ？」
アッキー「え・・・・・・・？？？」
コウイチ「ほら。怪獣ってみんな最後になんとかドンってつくだろ？お前は何ドンだ？」
アッキー「え････････････。（汗）」
コウイチ「オレがつけてやろうか？怪奇複雑リアルドンだ。」（「怪奇複雑」の部分は記憶が怪しいです＾＾；）

アッキーは、この命名にすぐには対応できていませんでしたが、その後「シャンパン大」が１万ドルだったことが発覚した時に、「くそ〜〜〜！！ガォ〜〜〜〜〜！！」と、火を噴いていました。（笑）
その後、コウイチの劇団が新聞に取り上げられ、マーチンが感激してアッキーに抱きつく時にも「アッキー！！」とは言わずに「怪奇複雑リアルドーーーン！！」と叫んでいました。（＾＾）

●森さんネタ
光ちゃんが興行収入の一般的なリクープの期間についてスラスラ話した後、アッキーに「さすが光ちゃん。わかってる〜。」と言われ、「森みっちゃんに教わったんだ。」と答える光ちゃん。
その後、「光ちゃん、みっちゃんの仲だからな。」と言った後、調子に乗って言い過ぎたと思ったのか、急に小さくなって「すみませんっ。」と謝っていたのがキュート。（*>_<*）
冬コンで、建さんにあれだけ暴言を吐きまくっていた光ちゃんですが、さすがに森さん相手だと後で「やばいっ！」と思うようです。（笑）

２幕、楽屋に戻ってくるシーンでは、「はぁ〜〜い！！光ちゃんですっっっ！！」と言いながら、いきなりでんぐり返しをしたまではいいものの、腰を打ち付けた模様。（＾＾；
腰をさすりさすりしながら、「いって〜〜〜･･･、腰打っちゃったよ･･･。森さんみたいにうまくできない･･･。」とつぶやいていました。

リカが入ってきた後は、例のごとく客席に大股広げながら前をガードし、
「いやん！！見ないでっっ！！」と叫んだ後、ゴロゴロと床を一回転しながら、「今日はあんまりこんな姿見せたくないの･･･」と、森さんの手前少し恥じらいはあるようです。（笑）

ピッタリうつぶせになって止まった後は「ボクは床です。」と床になりきっていましたが、リカに「コウイチ！」と呼ばれ、しぶしぶ起きあがっていました。（でも、最初はちんまり正座しながら話しているのが可愛いのだ*>_<*）


光ちゃんの最後の挨拶。

「タッキーは義経の撮影が忙しい中、森さんも来月に放浪記の公演を控えたお忙しい中、わざわざ来てくださいまして本当にありがとうございました」
「ありがたいことに、この帝劇でずっとやらせていただいているこのSHOCKも、今日で３２８公演目を迎えました。」（観客拍手）
「しかし、森さんの放浪記は１７３１回！！（←正確な数字じゃないかも＾＾；）」（観客驚きの声とともに拍手）
「もう、とてつもない話ですよね。」
「一回一回の公演を大切にされる森さんだからこそ、この記録があるのだと思います。僕たちも、そんな森さんの姿を見習って、一回一回を大切に、カンパニー全員で千秋楽まで走っていきたいと思います。」

有言実行している光ちゃんの真摯な言葉が胸に染み入るとともに、千秋楽が近づいてきた感慨深さ＆寂しさを感じずにはいられませんでした。（涙）


＜２０日昼＞
黒木瞳さんが観劇。最後の挨拶で光ちゃんから紹介がありました。（＾＾）

●８９３出現？
「明日、Ｆ１の話をしながらドライブするんだ♪」とマスタングに乗り込む光ちゃん。
アッキーが「いや、Ｆ１の話はいらないと思うよ。」と返したのですが、光ちゃんえらい剣幕でご立腹。ドスが効いています。（＾＾；
アッキーは「わ、わかったけど。なんでそんな急にヤクザなの？」とオロオロしていましたが、光ちゃんはヤクザモードのまま走り去る。
車の鍵を忘れていったことを知ったアッキーは「あのヤクザ。どうやってカギをかけたんだ？」と言っていました。（笑）

●リカちゃん笑う
２幕楽屋に戻る光ちゃん。
上着を頭から被ったまま小刻みにバック。（笑）花道から舞台についた時には、ピタっと止まって舞台の縁に平行になるように方向転換。そしてそのまままた小刻みにバック。（笑）

リカが現れてからはお約束の「見ないで！」の後は、ピッタリとうつぶせになって「僕は床。」。そして、ゴロンゴロンと床を回転した後、またうつぶせになり

「まだバレてない。」

と。（泣）
可愛い過ぎるから、光ちゃん･･･（泣）

その後、ペンダントをコウイチに渡すリカは、コウイチの手に触れた瞬間動揺して動きが止まる。ここで「どうした？なんだ変なやつだな。」と言うはずのコウイチ。
が、この日は突然リカの顔をじっと見た後、

「お前、背伸びたんじゃねぇ？」

と言う。（しかもスネぎみ）

リカちゃん客席に少し顔をそむけて笑っちゃいましたね。（笑）可愛い〜〜。（*＾＾*）
でも、すぐにシリアスな表情に戻したところはさすが！！鍛えられていますね！（笑）


●●●

２０日公演の最後の幕が降りる時、アッキーが涙ぐんでいるように見えました。
私は、なかなか今回のSHOCKに千秋楽が来ることを受け入れることができません。
口にすることも怖いのですが、最後の公演で本当に光ちゃんが消えてしまうんじゃないか･･･と怖いのです･･･
「何をバカなことを言ってるの！」と、誰か私にもカツを入れてください･･･（涙）