2005年「Endless SHOCK」感想 1/22夜,1/23昼
★★★ 進化する舞台 ★★★
●光ちゃん
驚きました。私がこの前に観た9,10日公演の時よりも、ずっとずっとダンスの切れがよくなっていて、ビックリです!!(*^^*)
正直、9,10日公演では光ちゃんダンスはヘロヘロでした。MAに支えられている感じ。それが、ピシッ!ピシッ!と音がするくらいの切れ。もちろん、バックをぐいぐいと引っ張っていくダンスでした。
光ちゃん少し髪を切った様子。耳たぶが美味しそう・・・
後頭部がなんだか幼く可愛くなっちゃいまして、指揮者光ちゃんのダミーさんが、女の子に見えてしょうがない。(笑)
●錦戸くん
錦戸くんは、少々声がかれてきてしまったのが大変そうでしたが、芝居の部分とタップダンスの部分がとても良くなったように感じました。(^^)
特に後半、苦悩の告白から、何を見つめるべきかを見いだしていくまでの「変化」の演技に、ずいぶん感情がこもってきたと思います。ラストの、倒れたコウイチを抱き上げるところなどは、リョウの演技にググっと泣かされました。(^^)
殺陣のシーンで、妖しい微笑みを見せてくれているのも、彼らしくていいかも。(^^)
もう少し成長して欲しいのは、やっぱりシェイクスピアの劇中劇。一つ一つの言葉の意味を理解して言っているのか少々疑問。(^^;キーポイントとなる単語が聞き取れないんですもの。この点、光ちゃんは上手ですよね。「この言葉」というポイントをしっかり押さえてくれているので、初めて聞いたセリフでもちゃんと意味が伝わってきます。
●小宮山さん
この日はリカ役が小宮山さんだったのですが、小宮山さんはダンスに勢いがあって、舞台に立っていても非常に安定しています。ダンスのシーンでは、光ちゃんから小宮山さんに思わず目が移った、ということも何回かあるほどでした。(^^)
光ちゃんがあえてフォローしなくてもいい方なので、私としてはとても安心して見ることができました。光ちゃんと並ぶと、光ちゃんの方が華奢に見えてしまうのがバランス的にNGかも・・・!?(^^;
パンフのコメントなどを読んでもとても頭の回る方っぽいので、リカの、ただひたすらコウイチだけを見て・・・という「純情一直線」な感じが薄く、前半にちょっと違和感あり。後半の「リカ」の決断の部分は、だんだんと大人びた感じが出ていてGood♪(^^)
●ストーリー描写を丁寧に
劇場の亡霊、ペンダント、オフからオンへ、シェイクスピアの劇中劇の意味、リョウとコウイチの小さい頃からの絆、ラストでみんなが向かう方向など。キーとなる部分を、より丁寧に見せてくれているように感じました。
少しずつセリフが加わっていたり、間の取り方を変えていたり。(*^^*)
場面場面をより丁寧に描いている分、場面から場面のつなぎはとてもスムーズでキレイになったように感じました。(^^)
殺陣のシーンは、役者さんの叫び声がよりリアルになりました。光ちゃんの満身創痍になりながらも、気迫だけで戦う部分などスゴイですねぇ。(*^^*)
★★★ ツボメモ ★★★
●光ちゃんのダンス&演技
今回のダンスはツボだらけですが、この日特にツボにはまったところです。(*^^*)
車を浮かすイリュージョンのシーンは、以前は長いなぁ・・・と思っていましたが(^^;、光ちゃんの手の動きがとっても美しいことを発見!
車を見ずに光ちゃんの手を見ていると飽きません。(笑)
バイトのシーンの街の若者(?)と踊る時のダンス。カッコいい!!キレが命!
ジャングルのシーンは、わたくしの大好物の首の動きが多くてドキドキです。(*>_<*)
網のフライングが終わってから、網から抜け出る時の動きがとってもキレイなことも発見!
ちなみに、ジャングルのシーンで両手に松明を持つところで、私が9日に見た時には片方の松明の火が消えてしまったんですね。で、光ちゃんは普通〜に、ついているほうの火を、消えてしまった方の松明に移していたんですが、あれがアドリブだったということを今日知りました。(^^)
この日、演技で一番グっときたのが、1幕ラストでリョウに切られてからのコウイチ。最後の力でリョウを切り捨てる演技をした後、茫然と立ちつくすリョウを押しのけて倒そうとするんですよね。自分の命を賭してまでショーを続けるコウイチに涙。。。
●演出
今回「おお!」と、発見したこと。
屋上のシーンで、リョウとアキヤマが加わるところ。ちゃんとコーラスで加わってくる音楽と重ねてあるんですよね。本当にどんな一つの動きにも意味がちゃんとあるんだなぁ。(^^)
スペインのシーンの振り付け。これまで光ちゃんしかあまり目に入ってなかったのでわからなかったのですが、最後はコウイチだけすごく寂しい意味を持つんですね。相手がいないまま、そのまま一人で踊り続けるコウイチがせつないです。(;;)
今回初めて2階席に座ったのですが、合戦のシーンで「雨」の音が後ろから聞こえてきて、とても臨場感がありました。(^^)
●MA
光ちゃんのフライングを受け止めてくれる体勢がすごいんですよね!
絶対に光ちゃんが安全に着地できるように!!という4人の気迫がすごい!!
「どんなアクシデントが起ころうと、光一くんは俺たちが守る!!」と、4人の顔に書いてある。(*^^*)
アッキーのロープを回すところもそう。光ちゃんが繰り出すあの一連の技は、ロープを回す方の腕にもかかっているんですね。アクションの専門ではないアッキーがそのロープを回すんですから、とても大変なことだと思うのですが、それをあえてやっているところに、光ちゃんのアッキーに対する絶対的な信頼が感じられますよね。(*^^*)
ちなみに、網にまかれるフライングのところは、着地する時には体当たりで衝撃を吸収しているんですね。これを受け止めているのはG−Rocketsの方だと思うのですが、すごい衝撃なので手に汗握ります。(>_<)
★★★ 今日の座長ネタ ★★★
22日夜はタッキーが観劇。
客電のついているうちから着席し(センターの前から5列目くらいだったかな)、最後はカーテンコールまでしっかり観てくれていました。
私の座っているところからは見えなかったのですが、帰りに周りのお客さんから「光ちゃんのフライングのシーンは、ふつーに後ろ振り返って上見てたよねぇ。」という言葉が聞こえてきました。なんだか嬉しいですね。(*^^*)
タッキーが退場する時には、なぜか客席から拍手が起こっていましたが。(笑)
(この回は剛さんも来ていたらしいのですが、私は未確認です)
光ちゃんのアドリブ。誰もいない劇場に入ってくる時には、軽やかに「夢物語」を歌って走ってきました。(笑)
リカさんが現れてからは、急に床に寝ころんでお尻の穴を押さえ「ボクの穴見ないで!!」と叫ぶ。光ちゃん、変だよ・・・(涙)(この日は、屋上から車に乗り込む時にも、車のへりにお尻をスリスリして「かい〜の」と、かんぺーちゃんネタを。なぜそんなに尻ネタを・・・涙)
床から起きあがってからは、「そうだ!滝沢くんに電話しようっと♪」と、電話をかける振り。
「あの〜もしもし。滝沢くん?あ、今リカが来たから、また後で。じゃあね。(ピッ←電話を切る)もしもし!!」
・・・シーン。リカさん、立ちつくす・・・
光ちゃん懲りずに「そうだ!滝沢くんに電話かけて見ようっと♪(ピッピッピ→電話をかけてから耳にあて)誰!?」
・・・シーン。リカさん、立ちつくす・・・
光ちゃん「人の携帯に電話をかけておいて、『誰?』はないよね。あ、わかんない?そう。わかんないっか・・・」と、一人ぶつぶつ。はい。ジャニーさんネタですね!(^^;
リカさんはそんな光ちゃんには一言も触れず、強引に次のセリフに入っていました。すみませんね。(^^ゞ
この回はピアノ椅子に座った時に椅子が台から落ちたり、ステッキを落としたり。ステッキのところでは「はぁ〜。ステッキ落としちゃった。やっぱ一年間のブランクかな。」と、役のせいにしていました。(笑)
23日昼の楽屋裏に入ってくるシーンは、何か歌を歌いながら、これまた軽やかに入ってきたのですが、何の歌かはわかりませんでした。(^^;
「♪す〜いす〜いのも〜りもり」とか言ってたかも。で、リカに「一緒に歌おう!せーの!」と言ってかなり困らせていました。(^^;
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最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。m( _ _ )m
数々の技の中で、光ちゃんの顔が苦痛に歪むという場面もありました。身体的にどんなにキツイ状況にいるのか、きっと私たちの想像のつかないところにいると思います。
ただただカンパニーの力を信じ、私たちは精一杯の拍手を贈るのみです。
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