２００７．３／２５ ＶＳ ＮＥＣレッドロケッツ 塩釜市体育館
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今日本当に第１セットはどうなるかと思いました。
このセットは、こちらの攻撃を「ブロックで封じられた」という印象を持ちました。
スギさんが脅威でしたね。止めるわ、決めるわ、で。
特に、こちらJTのセンターラインなどは「意地でも止める！」という気迫を感じましたね。たしか、スギさん１枚で止めるシーンもあったように記憶しています。
隊長の時間差を止められた時には「え？これも通用しないの！？」とあせりましたねぇ。（>_<）
一方、NECのセンターからの速攻、ライトに回ってのブロードをこちらは止められず。
NECの攻撃の中でも、特にこちらがイライラさせられたのが、こちらのブロックを利用されたブロックアウト。
ケニーとマホが並んでの最強ブロックをですよ！？逆手にとってバンバン利用されるこの悔しさ！！（>_<）
へたれな私は、第１セットを取られた時点で、「NEC強い！」と圧倒されてしまいました。
が！！
やっぱり今年のマーヴェは違った！！
第２セットまでのセット間。選手が輪になって、次の対策をしゃべるしゃべる！！
身振り手振り、みんなが意見を出し合って、ものすごく生き生きとしていたんですよ。（＾＾）
「NECこわ〜い（>_<）」となっていた私は、そんなJT選手たちの姿を見て「いかん、いかん！」と自分を奮い立たせました。（＾＾）
第２セットのジュースを征し、３，４とJTペースへと持っていけた要因は･･･
専門的に見たら、いろいろあるのでしょうが、第１セットと違うな、と、私が印象に残っていることをあげます。（＾＾）
●その１
まず、今回しつこいっていうくらいセンターにトスが上がり続けたこと！
特にマホの真ん中からの攻撃。（＾＾）
これ、確か１セット目に完璧なタイミングでスギさんに封じられたんですよね。
１，２legの試合では、センターが封じられてるときた日にゃあ、「とにかくケニー」「とにかくナツさん」というパターンが多かったと思うんです。
けど３ｌegに入ってからですよね。数字としても明らかに、センター陣にあがる打数が増えてきています。
けれど、使い方としては、それほど無理はしていなかったように記憶しています。
でも今日の試合は違いましたね！！
やっぱり相手のセンターがスギさんというところで、マホにそこを打ち破って欲しいというテンさんの思いもあったのかな。（*＾＾*）
完全にブロックにつかれても、マホがタイミングをずらして、相手ブロックが下りかけたところを上から狙うとか。相手ブロックが少しばらけたところを、コースを狙って打つとか！！
破壊力があるわけではないかもしれないけど、「絶対に拾えない！」って場所に打って決めていましたよ！（*＾＾*）
ナオさんは、ブロードの速さと、相手ブロックに当てて外に出したりして、決めていきました！
●その２
それから、相手ブロッカーの特性。
相手ブロッカー･･･と言っても、JTの２段になった時はともかく、「スピード」についていけたか、という面では、スギさん一人だけだったかもしれません。
だからJTが連続で点が入っていた時は、スギさんが後ろに下がっていた時。
スギさんが下がって、JTはテンさんにサーブが回ってきた時には、「今のうち！今のうち！いけー！！」って気持ちで応援していましたから。（笑）
逆にJT側はどのローテに入っても、コンスタントに相手ブロックにつけていた印象があります。テンさんが前の時は、サクサクとサイドアウトを取って切っていきましたしね。（*＾＾*）
それに、NECは、センターとサイドをあれだけ完璧にマークしていたのに、バックアタックに関しては「あれ？」っていうくらいブロックがついていなかった。それだけテンさんのトスワークがすごい！！っていうことなんでしょうけど。（＾＾）
だから、バックアタック（今回もナツさんのバックアタックLOVE〜♪）が絡み出したころから、NECの守備がバタバタし出した。ブロックが急にバラけ出し、後ろでも拾えない、という状況が多く出てきたんですよね。
NECはブロックさえ抜けば、それほどレシーブで拾われたという印象がないのも、この攻め方の効果かな。（*＾＾*）
●その３
２セット目以降、隊長の相手ブロックを使っての攻撃が決まり出してきた！
隊長のあの、相手ブロックの内側の手に、ボールに回転をかけてあてて、相手コートクロス方向にはじくスパイクあるじゃないですか。（解説の杉山さんにもコメントもらってたやつです＾＾）
あれがね。１セット目は相手ブロックが良すぎて決まらなかったんです。時間差も読まれて止められちゃったし。
それが、「いかにブロックを利用するか」「いかにブロックを抜くか」っていう、隊長の持ち味がじわじわと効いてきたんですよね。うん。カッコ良かった！！（*＾＾*）
●その４
そして、レシーブ位置の修正。
３セット目くらいから姫の動きがぐんと良くなったんですよ〜！（しびれるようなフライングレシーブもあり*＾＾*）
NECの攻撃で苦戦したのは、フェイント攻撃と、スギさんのスピードと、仁木さんのブロックを利用するスパイクと、リーカ選手のパワーあるスパイクだったと思います。
で、スギさんと、仁木さんの攻撃は、もう「防ぎようがない」っていうのが多かった。（仁木さんのブロックに当てて飛ばすスパイクは、後半JT陣が必死に追いかけて拾える場面も出てきましたけど＾＾）
で、リーカ選手のクロスに打たれたスパイクを姫の前に落とされる･･･っていう場面が多かった。これを姫がだんだん体に当てられる位置にまで修正して、最終的には上げていましたからね！（＾＾）
それから、フェイントボールへの反応も、姫はもちろん、チーム全体で対応できるようになってきた！
どうしてもね。テンさんのことがあってから、JTのコート内は、選手と選手の間に落ちるボールに飛び込むのには、過敏になっている空気を感じます。
そこを、姫が声を出して名前を呼んだり、自分が先に動いて拾ったり。
全員が必死になってボールをつなぐ姿には、感動です。（*＾＾*）
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こうして、JTは勝利しました。（＾＾）
あの第１セットを取られた後のタイムアウトの雰囲気！！
あれがあれば、どんな相手にだって勝てる！！
そんなふうに思いました。
何より、チーム全体が「勝利」に向かって、ものすごいパワーを発している。
集中力を高めながらも、気負い過ぎず、どんな場面でもみんなが楽しんで、「さぁ！次！」と、わくわくしながらバレーをやっているのが伝わってきます。（*＾＾*）
さぁ。このまま１０連勝といってセミファイナルに乗り込みましょうか！
ファンも一緒になって、全力で戦い抜きましょう！！
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以上。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m（ _ _ ）m
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