２００９年「Endless SHOCK」感想　　　　　　　　３／７夜，８昼

＜第１幕の途中まで＾＾；＞
●オープニング
・オープニング曲メドレーの、そこかしこに「ウエストサイド物語」の匂いを感じます。（＾＾）

・登場する時の光ちゃんのポーズが、ひそかに“萌え”です。（*＾＾*）
顔を背けた感じがいいのです。（笑）

・観客席に背中を向けて、MA３人が舞台奥（階段の方）へ行く時、いつも屋良くんがこっそり米さんに話しかけたりしていて、仲睦まじい様子にむふふ〜♪です。（*＾＾*）

・屋良くんも、M.A.Dも、途中、階段の上で踊るのですが、あの狭い幅の上で横を向いたりと、大変だなぁ、って思いながら見ています。（＾＾）
途中、パントマイムのように手を動かす振り。屋良くんの手は、ピタッピタッと止まっていて、さすがでございます。

・オープニング曲ラストで、カッちゃんが舞台前方から舞台奥の方を向き、舞台奥のせりが下がっていく舞台上には、最後屋良くん一人が残ります。なので、最後はカッちゃんと屋良くん２人で見詰め合う形に。（＾＾）
その時カッちゃんは、お客さんに背中を向けているわけですが、密かに屋良くんのことを笑わせているんじゃないのかなぁ〜、と思うような屋良くんの笑顔ですよ〜。（*＾＾*）

●カッちゃんの冒頭のセリフ。３／７夜公演が、噛み、噛みでえらいことになっていました。（笑）
後ほど、それを光ちゃんにいじられることに♪

●紫の衣装に変わって登場するヤラ。本当に余分な力の抜けた、ナチュラルなダンスをしています。振りもガチガチで固めるのではなく、一人で踊っているところは、日によってちょこっとアレンジしていたり。（＾＾）

●リカが消えるマジックの部分
・さすが生演奏！という感じで、ピアノがアドリブで毎回いろんなパターンで弾いてくれているので、聞いていてすっごく楽しいです！

・コウイチが「一緒に踊っているはずの女の人が消えていました！」のマジックで布を取り払う瞬間、舞台下手で片膝をついて座っている屋良くんが、目線から、片膝の立て方から、その膝に軽く乗せる手の形までビシッと決まっていてカッコいいのです！！（*＾＾*）

●オフのショーのラスト。みんなで舞台奥に向かって、スキップをしていくのが、そこだけ見ていると可愛いの。（*＾＾*）

●「Yes We Can！」
ここの雰囲気がさらに良くなっていました！！
みんなが打ち解けてきた証拠だなぁ、と。（*＾＾*）

みんな決められた動きと動きの間で、それぞれアドリブで遊ぶ遊ぶ！（*＾＾*）
屋良くんはM.A.Dの服を取ったり（その取った服を屋良くんが来てぶかぶか〜ってやっている時もあるらしいです＾＾）、お互いが乗っている台が移動する時に、引っ張り合って落ちそうになっていたり。

ちなみに屋良っちが台から床に降りる時は、辰巳くんが屋良くんに向かって出した両手を、屋良くんがつかんで降りるのが基本らしく（笑）、屋良くんが一人で飛び降りたり、誰か他の人の手を掴んで降りると、辰巳くんが「俺は？」ってやっていたり、「危なかった〜。」みたいなリアクションを取っています。（*＾＾*）
どこまでも長男に甘い次男。（笑）
脚立の上に上るのを提案してくれたり、リカに袖にされて「断られてやんの〜♪」という感じでいちいち絡んでくれたり、公私ともに（笑）、ヤラ＆屋良にもっとも近く、もっとも気持ちを理解してくれている辰巳くんがありがたいですね。（*＾＾*）

屋良くんの歌が、とても安定してきていて、ずいぶんハラハラせずに聞けるようになりました。
屋良くんのソロの後、屋良くんのセリフきっかけで「歌」から「芝居」に移るのですが、歌の雰囲気を残しつつ、自然に次のシーンに持っていく、このあたりのセンスはさすがだなぁ、と思います。（＾＾）

ショーの中で、コウイチがフライングから落下しそうになった話から、「Show must go on」を語るコウイチに、軽いタッチで「その前にミスしない方が大事だろう〜。」とヤラがからかうように言います。
それに対し、「あれはコウイチのミスじゃないでしょ！」とかばうリカに向かって、ヤラが両手でファイティングポーズを取ってぽかぽかと猫パンチを繰り出すようにしているのですが、それが可愛いのですよ〜。（*＾＾*）
リカも同じように「うりゃうりゃ」とばかりにヤラに向かって猫パンチ返しをするので、今年の公演前半、とっても希薄に見えていた、ヤラとリカが「仲のいい幼馴染なんだなぁ。（＾＾）」ということが伝わってくるようになりました。
やっぱり、恋愛感情を抜きにしても、ヤラとリカが何でも対等に言い合えるような仲でないと、２幕の告白シーンでリカがヤラを諭す説得力に欠けるんですよね。その部分が、ずいぶんと克服できてきたように思います。（*＾＾*）

シェイクスピアについて論議するコウイチとヤラに対し、どちらの意見にも一理あると、その場を収めるオーナー。
オーナーに自分の意見を擁護してもらい、コウイチに向かって「だろ？」とドヤ顔で自慢するお子ちゃまヤラくん。対してコウイチは、次にシェイクスピアに賛同するオーナーの言葉を聞き、「そういうことっ♪」と、ヤラの燕尾服の尻尾の部分を、にっしゃっしゃ♪とばかりに、ぴろりとめくるんです。（＾＾）
こういう何気ないやり取りと見ていても、コウイチとヤラは、本当の兄弟のように仲がいいんですよねぇ。（このあたりのノリはちょっと女子高生っぽいですが・笑）

●屋上
・このシーンも、ヤラがリカへの思いを閉じ込めるせつなさはありますが、みんなが本当に仲がいいんですよねぇ。
「ライバル心むき出しでさ。」→「それは今でも変わってないけどな。」で、ヤラの肩に手をかけるコウイチは、どんなに身長差があっても（笑）、どのライバル役に対しても必ずやっていたことですが、プロードウェイ散策で何を観に行くという話になった時にも、コウイチがヤラの後ろから肩を組みにいっているのを見てビックリしちゃいました！！

ひょえ〜！！？？光ちゃん、今までそんなことしたことないじゃん！！（*>_<*）

だからねぇ。７日にご一緒した方とも話していて「なるほど〜。」と思ったのですが、コウイチも、実はヤラのことが可愛いくって仕方がないんだろうなぁ、って。
そんな弟にべたべたしたがる兄と、憧れながらも反抗期で素直になれず、兄ちゃんをうっとうしがる弟。
･･･みたいな図がね。２人ともたまらなく可愛いのですよ。（*＾＾*）

・屋上でのアドリブシーン。
（正確なセリフではないので、ニュアンスだけ味わってください＾＾）
＜７日夜＞
コウイチ「猫が主役だったり、ライオンが主役だったり。次は･･･ゾウかな。」の振りで、「♪ぞぉ〜ぉさん」と、手をゾウの鼻に見立ててぶらぶらしながら、歌って出てくる酔っ払いオーナー。（笑）
「片付けが！」とみんながバタバタその場を去ろうとしたのを、追いかけようとするカッちゃんに向かって、（確か）光ちゃんが「あ！ゾウが！」みたいに振ると、律儀にゾウの鼻つきで「♪ぞぉ〜ぉさん。」とやってくれるカッちゃん。（笑）そんなことをやっているうちに、一人で屋上に置いていかれてしまいます。（笑）
でも、ちゃんとコウイチがもう一度屋上に戻ってくるのですが、ここで光ちゃん一発かましましたよ！
冒頭の挨拶で噛み噛みだったカッちゃんに向かって、

「それにしても、すばらしい･･･ウェルカム！トークでしたね。」

と。
この攻撃に、会場からは拍手喝采！（笑）

カ「あれは俺もショックだった。」
コ「だからこんなに飲んじゃったんですか？」
カ「もう！飲まずにはいられなかったの！」

と続く、酔っ払いおじちゃんと若者の会話でした。（笑）

＜８日昼＞
この日は「ライオンが主役だったり･･･。」で止まっていたのですが、なぜか後から出てきたカッちゃんのぐでんぐでんぶりがすごくって！！（笑）
あまりの酔っ払いっぷりに、光ちゃんは本気で噴き出して「ちょ･･･。（笑）ホントに飲んでません？（笑）」と笑っていました。（＾＾）

●リカについて
私、今回、リカがオーナーの娘になったことで、やっと「Endless SHOCK」の「リカ像」がつかめたように思います。（＾＾）

やっぱり、歌もダンスもRiRiKaさんのようにはいきませんが、とっても頑張っていて上達も早いですし、その場その場の空気で自分を順応させていく能力もすごく高いと思います。

だから、「何があってもコウイチについていくから。私、それしかわかんないし･･･。」というセリフがすごくしっくりくる。このセリフを言うには、RiRiKaさんは何もかも上手過ぎたんですよね。（＾＾）

それから２幕の告白シーンで、１番最初に現実に目を向けようと諭すのが、リカの最大の役目。
けれど、これまで、この役目を果たすのが、どうして「リカ」じゃないとダメなんだろうか･･･っていう気持ちがあったんです。

でも今回のリカは、はつらつとした少女らしさを持ちながらも、「も〜う！お父さんったら！！」という大人ぶっているところもあって。
なんていうのかなぁ。女の人独特の、「お姉さん気質」「オカン気質」が見て取れるという。（笑）
時に、やりたいことを好き勝手やっちゃったり、現実にそぐわないような夢を食べて生きていこうとする「男の子」「男の人」たちを、「も〜う、しょうがないわねぇ。」って感じで、お姉さん目線で見ていることを、１幕の時点でちゃんと感じるんですよね。
だから、ああ、このリカだったら、告白のシーンで「みんなもわかって！」と言えるだろうなぁ、と。（*＾＾*）
「Endless SHOCK」になって５年目にして初めて、「恋愛」という感情を差し引いた「リカが存在する意義」というのが、しっくり落ちたような気がします。（＾＾）

●ブロードウェイの散策のシーン
・今回のSHOCK観劇４回目にしてはじめて、最初の部分はストップモーションがかかっている街の様子を、光ちゃんがパチンと指を鳴らして動かしていくということに気づきました。（＾＾；
ここのピアノのアドリブ演奏も素敵です♪

・アドリブシーン。
＜７日夜＞
「３時だろ？」のところで、腕を見ても時計がついていないコウイチを見て、ヨネハナが「何見てるんだ？」だったか「それはどんな時計なんだ？」とか、突っ込んでいたと思うのですが、それに対し光ちゃんは、「この時計は、少年隊が宣伝していたセイコーアベニューだ♪」っと嬉しそうに言っていました。（笑）
それつながりで、オーナーが遅れてやってくるシーンでは、「あれ？おかしいな。俺のセイコーアベニューでは３時なんだが。（笑）」と言っていました。（笑）

＜８日昼＞
前回と同じく時計をしていないことを指摘され、「これはな･･･あれ･･･あれだ･･･」とぐだぐだになって答えられなくなった光ちゃんが、がっくりうなだれる、というパターンに。（笑）
光ちゃんが真下を向くぐらい首をうなだれているので、屋良くんは帽子を光ちゃんの顔の下辺りから上に向かって叩き、キラキラの紙を下から光ちゃんの顔にかけていました。（笑）
重力に逆らう方向に紙を飛ばしたので、踊っている時にもまだ帽子にキラキラ紙が残っており、リカとのデュエットダンスの中でも、途中ハラハラ〜っとキラキラの紙が飛び散ったのは、なかなかきれいでした。（*＾＾*）

「俺こんなのやりたかったんだ」と、デュエットダンスを始めようとするヤラに、みんなで一斉に「ウソつけー！！」と突っ込むところ。
私の記憶では前から「なんとなく言っていた」という記憶があるのですが、タイミングを合わせてはっきり突っ込むようになったのは最近なのでしょうかね？（＾＾）

・ここのコウイチとヤラの２人の楽しそうなこと！！
特に町田さんの「ミュージカルと言えば？」で始まるウエストサイド。（ちなみにここで屋良っちは、いきなり自分の前で踊りだしたマーチンのお尻をペシっと叩いています＾＾）

コウイチとヤラにとって、「ダンス」は２人をつなぐ大切なコミュニケーションなのですね。（*＾＾*）
ダンスをする時間は、一緒にいられる時間。
ダンスをする時間は、一緒に遊べる時間。
まるで、小さい頃からの、そんな関係がそのまま出てきたように、２人がアイコンタクトを取りながらニッコニコで嬉しいです。（*＾＾*）

・「新聞にコウイチの写真が載っているー！」と騒ぐシーンでは、屋良っちは、近くにいるコッシーだったかな？とアイコンタクトを取って遊んでいます。（一方的に屋良くんが絡みにいっています＾＾）

・「これは俺にとって･･･いや、俺たちにとってチャンスなんだよ！」のヤラのセリフ。
昨年は、「つい自分の本音を言ってしまった！」という雰囲気が強く出ていたのですが、今年はマイルドだなぁ、と思っていました。
が、公演が進むにつれて、ずいぶん「･･･いや！」の前を開けてセリフを強く言うようになってきたので、「自分が目立つことだけを考えていた野心家」というよりは、後先考えずに自分の思ったことをしゃべった甘々ちゃんの雰囲気が、より出てきたように思います。（＾＾）

今年の変更でドキッとしたのが、このヤラの「俺たちにとってチャンスなんだよ」のセリフに「なぁ！？」と賛同を求められたヨネハナが、「ああ！」と、その意見を肯定していること。（その分マチダがオンに行くことにためらいを感じるキャラになっているのですが。＾＾）
だから、今年は本当に、「ヤラ＆M.A.D」VS「コウイチ＆ヨネマチ」というふうに対立していないことが嬉しくもあり、ちょっと「あれ？」っと思うところでもあったりします。

対立していないということは、２幕の「俺たちみんな仲間じゃなかったのかよ」のマチダのセリフに、スムーズにつながるようになったとも言えるのですが、今度はヤラの「みんなも俺から離れていった！」のところが「？？？」に、なっちゃうんですよね。
う〜ん、あっちもこっちもつじつまを合わせるのは難しい。（＾＾；

・コウイチに「お前オンに言って何がやりたいんだ？」と聞かれてからのヤラのお芝居も、幕が上がってからずいぶん変化してきたように思います。（＾＾）

最初の方は、コウイチにそんなことを言われて「カチン」ときていたような感じだったのですが、ずいぶん「はっ！」と驚いてから、「オンに行く」ということが、これまでの目標だったヤラにとって、「その目標を達成した後、何を目標にするのかは、わからない･･･」とでも言うように、おどおどと目線を泳がすようになりました。（ここで、コウイチの「実は自分も、オンの先に何が見えるのかなんてわかっていない」という気持ちが通じていれば、ヤラももっと楽になったと思うんだけどなぁ＾＾）

そして、「気をつけろよ。周りが見えなくなったらおしまいだぞ。」のコウイチのセリフに反応するというよりも、そのセリフに思わず「コウイチ･･･」とつぶやいたリカの方に、ヤラは気を取られているようです。
なので、怒って一人でどこか行ってしまうというより、そんなリカの反応を見て、「お前は、やっぱりコウイチの味方なのか･･･」とでも言いたげな、落ち込んだ様子でハケるようになりました。
その時のヤラのテンションにあわせて、M.A.Dくんたちも「おい、待てよヤラ！」の言い方や、追いかけて行く速度などもを変えているのは、さすがだと思いました！（＾＾）


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以上、とんでもなく中途半端なところで終わっておりますが、今回のSHOCKは感想を書き始めるものの、書き終えないうちに幸運にも次のSHOCKの観劇の機会を迎えるというスケジュールで、こういう事態に陥りました。（＾＾；

ですが、途中まででも頑張って感じたことを文字にしたものとして、残しておきたいと思います。（＾＾）


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m（ _ _ ）m