パッとコートを見て、シーガルズが“ハツラツ！”としているのに対し、ＪＴの方は完全にお疲れモードでした。体が重たそう！（>_<）

第１、第２セットはサーブレシーブもガタガタ。
特に目立ったのが、ブロックにかかって自分たちのコートにポトっと落ちてきたボールを拾えずに、あっけなく点を採られる場面。
ミスも重なり、自分たちで試合展開を苦しいものにしていました。

「日韓トップマッチから１日しか間が空いてないからなぁ。そりゃあ、キツいよなぁ。（>_<）」と、ふと横のコートを見ると、あの久光でさえも、点を取るのにずいぶん苦労をしていました。

今日のマーヴェは潜在的な力の差で、かろうじて勝てたようなものと言えると思います。
選手のコンディションが落ちていても、もともとの力の差があるので勝てた、と。（調子が悪くても、見ていて負ける気はしませんでしたからね＾＾）

そんなチーム状態の中でも、日韓トップマッチから引き続き、ものすごい集中力と、意地のプレーを見せていたのはリエちゃんと姫でした！
リエちゃんはチームが沈みがちな時でも、一時も途切れずシャン！としていました。

そして、今日の姫はかなりすごかった！！
姫って、リベロになってからは、プレーからは「闘志」が感じ取りにくかったんですよね。
練習の時や、試合外の場面では、かーなり飄々としてますし。（負け試合の後の切り替えの早さにはこちらがついていけないほど＾＾；）

でも今日の姫は違いました！！（*＾＾*）

２００５WGPブラジル戦を思わせるような、コート外まで必死にボールを追いかける姿！！（隣のコートに突っ込みそうになる＆椅子に激突しながらのレシーブ！）
とっさに反応したレシーブも、コースに入った強打のレシーブもすごかった！！

第３セット。
姫の神ディグ連発で、長い長いラリーを征した場面がありました。
今日のマーヴェは、このラリーをきっかけに徐々にリズムを取り戻していったと思います。

いや〜。レシーブでリズムを作るってこういうことを言うんですね。（*＾＾*）

第４セットでは、マーヴェは完全に自分たちのリズムを取り戻し、ケイキちゃん、シンちゃんを使う余裕もあるほど点差を引き離して勝利することができました！（＾＾）

それから、今日、勝利することができた要因として、テンさんのトスワークの力が非常に大きかったと思います。
相手チームとの駆け引きというより、自分のチーム内の「アタッカー陣の気持ちをいかに上げていくか」に、精力を注いでいたのではないかと。

疲れもたまり、体が思うように動かないと、なんでもないちょっとしたミスが重なります。
そんな中、テンさんは、沈んでいきそうになるアタッカーへ、必ず！次に決めるまで上げ続けていましたからね。（＾＾）

今、コートの中で誰のモチベーションが下がりそうになっているのかを敏感に察知し、あえてそのアタッカーを使う！！
「もっとできるはずなんだから、やってごらん！」というような無言の励ましを送り続け、それぞれの自信を取り戻させていたように思います。

テンさんのトス回しは、いつもそんな要素が大きいですが、今日は特にその力の偉大さを感じたなぁ、と。（＾＾）


取りあえず順当に勝ち進んでホッとしました。（*＾＾*）


その他、感覚箇条書き。
●今日はナオさんのブロードが決まらず、シーガルズのブロードには何度もやられてしまいました。ローテーションの関係か、ナツさんが前衛レフトにいる時に相手側ライトからやられてしまうので、ナツさんは必死にブロックについていたのですが、何度も止められずに悔しそうでした。

●ケニーの攻撃はコンビを絡めたり、移動を使ったりと、乱れた時の２段は除き、レフトオープンなどの単純な攻撃というのは少なくなっていました。
ナオさんのおとりの後ろから、突然ケニーが表れる絵は迫力ありました！！

●今日の主審さんは、素人の私が見ても「え！？（汗）」という判定があり（ネットを越えなかったボールを見逃してるんですよ！？）、寺廻さんはもちろん（＾＾；、シーガルズの監督も判定の不服申し立てにエキサイトし、警告をもらっていました。

●ケイキちゃん、シンちゃんに、セットを取る瞬間や、勝利を決める瞬間にコートの中にいさせるってすごく大きいと思うんですね。
「できる！」というイメージを持つのと持たないのでは、今後の伸び方に大きな違いがあると思うので。
やるねぇ、寺廻監督！（*＾＾*）



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以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。m（ _ _ ）m