7月29日(土) 今日の失敗物語 〜副題:拾う神あり〜 
その1
朝、今日持っていくお茶を作る。
やかんでお茶を沸かし、適温に冷ます。その後やかんから水筒に入れると・・・
それは透明なお湯だった。
そう。お茶パックを入れるのを忘れていたのだ。
結局、そのやかんにお茶パックを入れ、お箸でツンツンして無理やりお茶エキスを抽出。
非常に薄〜いお茶が出来上がりました。

その2
大会会場へは電車と徒歩で、1時間ほどかけて移動。
電車に乗る寸前で、会場に入場するのに必要なチケットを、学校へ忘れてきたことに気付く。
がーん。どうしよう、どうしょう、どうしよう。(汗)
結局、生徒の引率をもう一人の顧問の先生にまかせ、私一人でチケットを取りに学校へ戻り、特急を使ってみんなに追いつくよう約束する。

その3
学校からチケットを持った私は駅へ急ぐ。ホームにはちょうど特急が止まっている!!
が、階段を駆け下り、ホームに降りたところで、無常にもドアが閉まる。
ホームにいた駅員さんと、目が合う。
必死に目で訴える。
・・・はい。もう一度、ドアを開けていただきました。m( _ _ )m
他の乗客のみなさんごめんなさい。良い子は真似をしてはいけません。

その4
無事、特急に乗り込んだ時点で、指揮棒を忘れたことに気付く。
さっき、せっかく学校に戻ったのに。(涙)
どうしよう、どうしよう、どうしよう。(汗)
幸い、大会会場の正面に楽器屋さんがあり、そこで指揮棒を購入できました。

その5
無事会場に着き、受付を済ませた後、大会本部から呼び出しがある。
実は、私が大会前日までメンバーの数を間違って数えており、大会申し込みをした時より1人人数が増えたことを、受付で伝えていた。
本部役員さんのとても深刻な顔。
役員さん「実はですね。『増員』というのは認められていないんですよ。

がーーーーーーーーーん。どうしよう、どうしよう、どうしよう。(汗)
私「すいませんっ!!私も人数の数え間違いに気付いたのが昨日の夜でして・・・。」
役員さん「そうですか・・・。困りましたね。一度、理事長に相談して判断を仰ぎます。」

理事長さんに連絡をとってもらっている間、心臓バクバクでした。
結果、規定人数内ということもあり、今回だけ特別に・・・ということで理事長さんにOKをいただく。
私「以後、気をつけます!!ありがとうございます!!」
私のミスのせいで、今日まで練習してきた生徒の、誰か一人が出られないところでした。
怖かったよーーー。(;_;)

その6
無事、本番の演奏が始まる。私は今日買ったばかりの指揮棒で指揮をする。
演奏終了。
さぁ、最後のおじき・・・・・というところで、自分が乗っていた指揮台が非常に高いことに気付く。
この高さの台から降りて、かつ後ろを振り向き、おじぎができるのだろうか・・・ととっさに考える。
結局、指揮台の上に上ったままで、くるりと後ろを振り向きおじぎ。
その後、指揮用譜面台にしがみつきながら、慎重に床に下りる。
おそらく大会に出ていた指揮者の中で、台に乗ったままおじぎしたのは私一人だったと思ふ・・・

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そんなこんなで、朝からミスの連続。
しかもかなり重大な。(滝汗)
今、冷静に考えれば、よく許してもらえたなぁ、ということもあり。
フォローをしてくださった方々に深く感謝したいと思います。m( _ _ )m


余談:けなげな生徒のほっこりエピソード
この日は終了が18時をまわり、家に着くのが20時ぐらいになるため、私は途中で会場を抜け出して、最後まで残る3年生11人のためにパンを購入。
クリームパン一つ、くるみパンを一つ。
クリームパンは大好評。しかし、くるみパンを食べる時だけ、みんなやけに静か。
一人の生徒は、パンを少しずつちぎりながら食べているが、全然進まない様子。よく見てみると、なんと、その子の手のひらの中には、食べる時によけられたくるみが握られていました。

私「あ、ごめん!くるみダメやったん?いいよ、私が食べるから。」
生徒「いえ!そんなせっかく買ってきてくれたのに悪いです!」
私「いいよいいよ。そんな気にしやんとき。」
生徒「大丈夫です!パンはおいしいです!」

結局その子は、何度も謝りながら、パンを半分ほど食べた後、袋に入れて家に持って帰ることにしました。なんてけなげなんでしょう。(;_;)
くるみって、若い子はあまり食べないのかなぁ。クリームパンの時の反応と比較すると、他にもがまんして食べていた子もいたんだろうなぁ。でも、言い出せずにがんばって食べてたのかなぁ。(^_^;

生徒はちょっと大変だったのかもしれないけど、私にとっては心温まるエピソードでした。(*^^*)




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