大阪府立体育館
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１セット途中、テンさん＆姫→セイちゃん＆ユキちゃんの２枚替え。
２セット目途中から、姫のポジションに（？）リエちゃんが。
途中、レシーバー、ワンポイントで、それぞれココちゃんとミヤビちゃんが入りました。
ユキちゃん、２，３セットでも活躍していたような記憶が･･･。誰との交代かは、覚えていません。ん？エリかな？？？
ポジション＆交代の記憶はとってもあやしいです。すみません。（＾＾；
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最初にお断りしておきますが、今回の感想レポは「辛口警報」が発令されております。
楽しいレポを期待されている方。辛口の意見が苦手だという方は、お読みにならない方がいいかと思います。
私自身も、今日感じてきたことを文字として残しておくことが良いことなのか、考えながらこのレポを書いております。
●黒鷲旗に向けて
わたくしは今日、JTマーヴェラスの試合観戦を終え、悲しい気持ちを抱えたまま、力を落として帰ってきました。
マーヴェラスが、この黒鷲の大会に向けて、どんなに努力を積んできたかを、私なりに見てきました。１２回Vリーグの悔しさをバネに、この黒鷲を迎えているだろうということも、わかっいるつもりです。
自分たちの課題に対し、個々のレベルアップはもちろん、チームとしてそれを乗り越えていとうとする姿。
逆に、武器となる部分は、実践の中でより高い力を発揮できるように、納得がいくまで繰り返し練習する姿。
近総を経て、若い力を育てながら、新しいマーヴェラスをみんなで作っていこうとする姿。
たった数回の見学や試合の姿かもしれませんが、４月からほぼ一週間ごとにJTの様子を見ているうちに、この大会に一つの照準を当てて、チームとしての力を段階を追って引きあげてきたことは、はっきりと伝わってきていたことでした。ですから、私自身も、本当にこの日を心待ちにしていました。
これまでの練習の成果を存分に発揮でき、マーヴェラスらしい試合ができますように。。。
ただそのことだけを願って、試合を見に行くことのできなかった２日の日も、試合の様子がどうだったのか、ずっとドキドキワクワクしていました。だから私はこの日、直接JTを応援できる喜びで胸をいっぱいにして、試合観戦に足を運びました。
そんな私にとって、今日のJTの試合内容は、収穫もありながらも、最終的には残念な気持ちにさせられるものだったのです。
●第１セット
公式練習の時点で、JTマーヴェラスと四国Eighty８Queenの、プレーでのスピードの差は歴然としていました。
切り替えしからの速い攻撃が、JTの持ち味の一つでもあるのですから、相手チームのプレーがゆっくりに見えても、それは仕方のないことですよね。
そして第１セットは、その通りの試合展開となりました。
JTの多彩で、速い攻撃に、きっと「四国Eighty８Queen」チームは、パニック状態のまま、第１セットが終わってしまったのではないかと思います。JTチームは危なげなく、あれよあれよ、という間に点を重ねていきました。
今大会で、私がJTにもっとも注目していたのはブロックです。今日の試合では、期待通りに完璧なブロックを見せてくれていましたよ！！（＾＾）
素人の私が「相手チームの動きがゆっくりに見える」と感じていたぐらいですから、JTにとって相手の攻撃の展開を先に読み、それをシャットすることは、難しいことではなかったのでしょう。
たとえ相手チームに振られて２枚つけなかった時でさえも、姫やエリがすばやく反応して、見事に１枚で止めるシーンもあったくらいですから。（*＾＾*）
「多彩で速く、かつ高い打点からの攻撃（この大前提には安定したサーブレシーブがあります＾＾）」
「相手の動きを読んでの組織的なブロック」
この２つは本当に素晴らしかったです！！
第１セットでの「素晴らしい！」を付け加えるとしたら、ひいき目なしに姫のナイスレシーブだったと思います。（*＾＾*）
今日の試合を見て、昨年度を振り返ると、昨年度のリーグが始まってからの、姫のスパイクレシーブに対する反応は、好不調の波があったんよなぁ、ということを、改めて思い知らされたような気がします。
９月、チームでリベロに戻った時のことを「最初リベロの感覚が戻っていなかった」というコメントで振り返っていたり、再び全日本でアタッカーに戻ったグラチャン後のコメントで「レシーブもあまり上げられず、自分に期待されていた守備の役割を果たせなかった」というものがあったように、「リベロ⇔アタッカー」のポジション変更からくる「感覚の迷い」。
２００５年WGPで見られた、まるで神がかったとも言える反応の良さは、９月からの試合では、時々しかお目にかかることができませんでした。
それは、「頭で考えて」というものではなく、コンマ何秒という「反射神経」の世界でのことだと思うので、ほんの少しでも「感覚」に「揺らぎ」があれば、それがすぐに結果に結びついてしまうというのは当然のことだったのでしょう。
姫自身は、ポジション変更を言い訳にする人ではなかったので、私は、そのあたりは、彼女の中ですっかり整理がついていることだと思い込んでいました。
「与えられたポジションでベストを尽くすだけ」と、いつも力強く応えていた彼女の言葉を鵜呑みにし、「そいう言えば、今も『全日本でのリベロ』を一番の夢として考えているのかなぁ。」なんて、のんきに思っていたぐらいでした。
そんな私が、最近「あれ？」と思ったのは「BIG tomorrow」での「後ろに回った時にリベロと同じ役割ができればいいわけだから」という発言。
「リベロにかける思いを、アタッカーのポジションのままどう消化していくのか。」ということに関して、気持ちだけでなく、実際にコートに立った時の役割として整理がついたのは、実はつい最近のことだったのかな、と。（*＾＾*）
今日の試合では、あの２００５年WGPを彷彿とさせるような、見事なナイスレシーブの連続でした！もちろん、「ただ上げる」ではなく、「セッターの位置へ」という強い思い。たとえそこまで到達できなくても、「なんとか次へつなぐことのできる位置へ」と、執念ともいえるものを感じましたねぇ。（*＾＾*）
スパイクの方も、良かったと思います。
「思います」って無責任なレポに聞こえますが（笑）、姫が今日、ほぼ完全とも言える確率でスパイクが決まったのは、相手チームのブロックがほとんどつかなかったこと（テンさんにうまく振ってもらったり、自分から動いてブロックをはずしたりは、もちろんこちらの技術ではありますが＾＾）と、それに関連して相手コートにレシーバーのないスポットができていたということが、一番大きかったように思うので、姫のスパイクが特別良かったのかどうかは、今日の試合からはわかりません･･･ということです。（＾＾）
第１セットの相手の１４点は、JT側のサーブミスからの献上３割。ブロックアウト１割。残りはJT側の、わずかなコースの読みのズレや、ブロックに当たったことによってコースが変わったことによるズレによって止められなかったスパイクだったと記憶しています。
●第２、第３セット
さて、ここまで機嫌よくレポを書いている私が、なぜ肩を落として帰ってきたかというと、すべては第２、第３セットに原因があります。
それは第２セットから始まりました。
JTチーム内に、あきらかに生まれてしまっていた「気の緩み」です。
第２セット。私が最初に「え！？」と驚いたのは、自分たちの方にミスが出た時に、顔に笑みが見られる場面があったこと。ミスと言っても、JT側のコンビのタイミングが少し合わずに、簡単に向こうに拾われてしまった、ということなんですが。
でも私は、「今日は仲間うちだけの練習じゃないんだから、『ミスしちゃった。（笑）』って笑うところじゃないんじゃないの！？」とビックリ。
ゲームというのは正直です。案の定、そこから連続で相手に点を取られてしまいました。
第２セット、相手チームを１３点で押させることができたのは、JTのブロックがあまりにも良かったので、相手チーム側がすっかり意気消沈してしまった、というだけのことだったと私は見ています。
JTのブロックは素晴らしかった。けれど、それ以外の面ではどうなの！？と。
相手チームの士気が落ちているうえに、技術があるから点は取れました。
でも、あれがJTチームの１００％だとは、私には絶対に思えません。
その中で、確実に１００％の集中力を保ち続けたのは、姫と交代で途中から入っていたリエちゃんだったと思います。
ふんわりと糸の切れたようなJTの空気の中で、一人ピンとした空気を張り詰めていました。一つ一つのプレーが本当に丁寧で一生懸命で、リエちゃんの試合にかける真摯な思いが、しっかりと伝わってきました。
それから、攻撃面だけ取り上げると、エリもとても高い集中力を保っていたように思います。（レシーブの面では波はありましたが＾＾；）
今日のエリの、ブロックの上から叩きつける角度のあるスパイク。１２Vでは、相手チームのブロックが気になるのか、１試合に何本か自滅とも言えるような、アウトとなるスパイクがありましたが、今日はほぼノーミス。３セットを通して、ものすごい気迫でした！！
続く第３セット。
JTの、チームとしての集中力が落ちていく中、逆に「四国Eighty８Queen」チームは、自分たちのペースを完全に取り戻しました。それが「２５−２１」のスコアにも顕著に表れています。
チーム全体としての「必死さ」「集中力」で言えば、３セット目は完全にJTの負けでした。
まずJTは、サーブレシーブが崩れはじめます。（２、３セット合わせて、何本かエースも取られました；_；）
相手チームは、「どうせブロックにかかるなら･･･」と、できるだけブロックアウトを狙い、ブロックにかかるのを前提で、全員が必死にブロックフォローをしてつないできました。
決まるはずの場面で決めることのできなくなったJTは、なんとも、もろく崩れていきます。
そんな精神状態の中で、スパイクも決まるはずがありません。何度も何度も拾われ、決めるまでにずいぶんと時間がかかりました。
逆に相手チームの攻撃は気迫を増し、JTは連続失点を余儀なくされる場面も何度か見られました。２０点近くまでいった時に２点差まで詰め寄られた時には、もうどうしようかと思いました。（>_<）
JTのセッターがテンさんでなかったら、このセットは落としていたかもしれません。
テンさんは、チーム一人一人の選手の状態を実によく理解したうえで、慌てず、焦らず、突破口を切り開いていきます。
攻撃では、チームの中で、今一番攻撃のモチベーションが高いエリにボールを集めました。
それから、決定力には欠けたのですが（相手チームのレシーブが良かったため）、やはりリエちゃんにも、多くトスが上がっていたと思います。
ネットにかかり失敗してしまいましたが、隊長に上げた２回のバックアタックにも、テンさんなりの気持ちが込められていたように思います。
結果、JTはストレートで勝ちました。
ただ応援するのみの私が、こんなことを言うのは出すぎたこととはわかっていますが、後半の試合展開には、反省すべき点がたくさんあったと思います。
必死に戦って負けるなら仕方がありません。
でも、あるはずの力を「出せない」ではなく、「出さない」というきっかけをつくり、そしてついに「出せない」状況にはまってしまった今回のJTの姿には、本当に悲しい気持ちになりました。
明日は日立佐和戦。今日のようにはいきません。
「優勝」を目指すんですよね！？
だったら、自分たちの力でつかみましょうよ！！
明日は、JTの力を１００％出し切った試合が見られると信じています！！
●楽しい話もしましょうか（＾＾；
●会場につくと、JTの関係者受付（？）で、スーツ姿のハナさんを発見！髪の毛もおろしていらして、「大人の女♪」という感じでした。（*＾＾*）
●会場では、４面を使って予選トーナメントが行われています。すると、４人の主審の方が常時笛を吹いていることになります。
相変わらず「待て」ができない姫は（笑）、一人でとっととコートに入ってしまい、慌てて戻るという場面が何度もありました。（＾＾；しかし、これは姫だけのせいではなく、あちこちから聞こえてくる笛の音のせいだということにしておきましょう。（笑）
●今日はテンさんのリアクションがなんだか楽しかったです。（*＾＾*）
もう少しで拾えそうだったレシーブをあげられずに、悔しかったテンさん。床にへたり込んだまま「だぁぁーーー！！」と叫んでいました。（笑）
それからアップゾーンにいる時。JTに良い攻撃が出た時に、ワーっと派手に喜んでいる時もあったのですが、なぜか「よっしゃ！」という感じで、一人でガッツポーズをしていたり。（笑）
●２セット目以降は、主力メンバーがコートにいる中、アップゾーンには姫と若手さんたちだけ、という構成になる場面が多くなります。すると姫は、タイムアウト明けや、ワンポイントで出ていたメンバーが戻って来た時など、あきらかに「何かおもしろいことをして遊んでやりたい」という、いたずらっ子モード満開の目をしてるんですよねぇ。（笑）実際、すごく真面目な顔をしたまま、軽くちょっかいをかけてみたりしていました。（*＾＾*）
●ユキちゃんのジャンサ。一本すごい角度で、バシっと決まったのがありました。もちろんノータッチエース！！あれはホントすごかったですよ！！アップゾーンのお姉さま方も大喜びでした。（*＾＾*）
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以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
明日は、もっと楽しい報告ができることを祈って。。。
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