2006.５／２７，２８ 全日本女子バレー紅白戦
場所：関市総合体育館（２７日），多治見市総合体育館（２８日）
注：正しいバレー用語は知りませんのであしからず･･･（＾＾；
●●●
チーム分け
（２７日と２８日で赤白が入れ替わります）
赤
レフト：シンさん、修加さん
ライト：落合さん
センター：マホ、スギさん
セッター：テンさん
リベロ：姫
白
スパイカーのポジションがわかりません（＾＾；
カナ、翠さん、サオリン、エリカ、石川さん、嶋田さん
セッター：板橋さん
リベロ：井野ちゃん
★★★「菅山かおる」というリベロプレーヤー★★★
●姫ＶＳ井野ちゃん
まず私は、全日本チームでの「リベロ！菅山かおる！」のコールだけで、じーんとしてしまいました。（*＾＾*）
・・・と、コールだけに浸っているわけにはいきません。（＾＾；
この日は、
「全日本の中で、姫がリベロとしてどれくらい通用するのか」
「井野ちゃんが、全日本の中でどんなプレーを見せてくれるのか」
これらを自分の目で見て、確かめるために、岐阜まで足を運んだ、と言っても過言ではありません。
上にベテランのエビさん。下からは、次世代を担う優秀な選手（井野ちゃん）が選出されてきている中、姫にとって、リベロとしての全日本への挑戦は、おそらくこれが最後のチャンスになるのではないでしょうか。
最近のインタビューなどを見ていると、今の姫に「絶対にリベロで」という、ポジションへの強いこだわりは、取り払われてきているように見受けられます。
しかし、「アタッカー」と「リベロ」という２通りの道を経験できる場を用意してもらったのならば、ファンとしてはどちらの道も応援したいものです。
ですからこの２日間。まさに祈るような気持ちで、姫のプレーを目で追っていました。（まばたきも忘れてガン見してものですから目が乾いてしょうがなかった＾＾；）
私の目から見た、２人の選手の感想です。
２人は、まったくタイプの違うリベロプレーヤーだったと感じています。
「読み、計算」タイプの姫に対し、井野ちゃんは「感覚、天才肌」タイプ。その２人を同列に並べて、優劣をつけるのは難しいものがあります。（＾＾）
もちろん、「リベロプレーヤー」として安定しているのは、断然井野ちゃんです。
修加さんのジャンサをあそこまで上げたのもすごいですし、トータルしてサーブレシーブが非常に安定していました。速いコンビバレーをベースとする柳本ＪＡＰＡＮにとって、生命線であるサーブレシーブが「安定している」というのは大きいですよね。
試合後に「サーブレシーブが乱れて自分たちのバレーができなかった」というコメントは、できるならもう聞きたくなぁ･･･と思います。（辛口すみません＾＾；）
それから、井野ちゃんが抜きん出て素晴らしかったのが「ブロックフォロー」。そして「スパイクレシーブへの反応の良さ」。
これは、日立佐和のチームで育てられたことが、彼女の能力をより高く引き上げることにつながったんだだろうなぁと思いました。
「全員がリベロですか？」とでも言いたくなるような、「拾ってつないで」の粘りのある佐和。そのチームにあっては、井野ちゃんがとにかくボールを手に当てさえすれば、誰かがつないで、それを得点にするチャンスとすることができた。
それを、繰り返し繰り返し、練習、試合、練習、試合、と実践を積みながら、地道な努力で培ったのが、この完璧とも言える「ブロックフォロー」と「スパイクレシーブへの反応」なんだと思いました。（二の腕のあざがまた、全日本に来てからの彼女の努力を物語っていましたよ！＾＾）
一方、姫はというと･･･。
まず、姫のサーブレシーブは「安定」というには、ほど遠かったかもしれません。しかし、これはイコール、彼女のレシーブ力が低いというわけでなく（もちろんケガの影響というわけでもなく）、どうもポジショニングと、連携の問題のような気がしました。
今回のアップの時に見た姫のサーブレシーブ練習。肩が悪い時にでも、レシーブの練習だけは黙々と続けていたのでしょうか。（＾＾）黒鷲前に見た時よりも、一球一球をより丁寧に、かつ正確に上げていたんですね。
それが「試合の中で１００％発揮できない」ということは、集中力などの精神的なもの。それから、他の選手との連携の不具合からくるものだと推察されるわけです。
実際、姫が「いいよ！（「私が取るよ！」という時の、姫の定番の合図です＾＾）」と声をかけたにも関わらず、隣の選手と姫が重なってキャッチに入ってしまったり、姫がサーレを受ける選手の名前や、「前！前！」などの指示を出している時にも、同じチームの選手同士で「あら？あら？」という間があった後、中途半端なキャッチに入ってしまう場面が非常に多かったんです。
もちろん、これらはすべて相手チームの戦術でもあります。試合を通してそこを修正できなかった、チームとしての弱さでもあります。これが姫のチームの「サーブレシーブの不安定さ」へと表れてしまったと思います。
あ、でも姫。相変わらず、返球が強くなってしまうのは、練習の時からも何本かあったかも･･･。
↑ダメぢゃん！！（＾＾；
セッターがテンさんだったから、ツーで押し込んでもらったりと、フォローしてもらえてましたけどね。（＾＾；
姫のブロックフォローとスパイクレシーブはどうだったのか。
こちらは悪くもないけど、良くもない、という感じでしょうか。あ、ブロックフォローは「できていなかった」に近かったかもしれません。（＾＾；フォローに入ってはいたんですが。
これは、第一にやはりポジショニングの甘さが、井野ちゃんとの開きとして出てきていたと思います。
ここらは、もう、姫はリベロ１年生ですから。
おそらく姫はこれまで、「リベロ」としての指導を受けた経験など、ほとんどなかったんじゃないんでしょうか。ですから今回は、柳本監督に、かなり強い口調で厳しく指導されていましたよ。「姫、嬉しいだろうなぁ（*＾＾*）」と思って見ていましたけど。（笑）
だって、２７歳でスタートラインに立っている選手を、本気で叱咤してくれている監督がいるって嬉しいじゃないですか。姫自身も、その指導の中、自分の課題を克服していこうという意欲がひしひしと伝わってきました。（＾＾）
その柳本監督の指示を見ていると、ずいぶんと手振りで場所の指示を指導されていたので、これはきっとポジショニングの問題なんだろうな、と素人の私は判断したわけです。（＾＾）
一度、姫がやや前に上がって構えていた時に、スパイクレシーブをオーバーで上げた時があったんですね。柳本監督は試合中にも関わらず、「それだよ、それ。」という感じで、姫に拍手していましたからねぇ。（*＾＾*）
もう少し、井野ちゃんと姫の違いを掘り下げていくと、姫はおそらく「アタッカー」の経験がベースにあって、そこからの「読み」でスパイクを拾っているような気がします。そして、「セッターの位置へ」という強い執念も彼女らしくて良いです。（＾＾）
しかしこの場合、「読み」で次の動作に移るため、「読み」が外れた時には、なすすべもなく「棒立ち」という場面も見られたりします。（姫って、スーパーレシーブをしたかと思うと、「あれ！？（汗）」っていう時もあるのは、こんな理由じゃないのかなぁ、と。）
一方の井野ちゃんは、おそらく長年の「リベロ」としての感覚で、相手スパイクの想定できるコースに先に体を入れている。万が一、違うコースにきられた場合でも、とにかく反射的に手が出てボールに当てているように見受けられました。
「アタッカーをベースとした読み」と「経験から判断するリベロとしての感覚」の違いが、２人の違いとして出ているのではないかなぁ、と。
●「菅山かおる」のすごさ
ではでは。
ここからは、「姫にしかない！」と感じたすごさについて、思う存分語りたいと思います。（＾＾）
姫の「うまい！」と感じたところは、２段の処理と、チャンスボールを絶対にものにする、というところです。この部分は、アタッカーの時にでも求めらていた役割なので、感覚としてまったく鈍っていない、という感じなのでしょうか。（＾＾）
２段のつなぎは、相変わらずアンダーで上げることが多いのですが、その後の決定率の高さを考えると、味方のアタッカーにとっては打ちやすく、相手チームにとっては、ブロックのタイミングがあわせにくいボールのようです。
そして、相手チームから返ってきたチャンスボール。ほぼ１００％の確率で決まっていたと思います。姫がアタッカーで前衛に入っていた場合、相手コートからチャンスボールが来た時には、いつでも打てるようにぐっと開いていた場面だったと思います。しかし、リベロな姫は「打つ準備」をしなくていいわけですから、このボールを１００％の確率でテンさんの手に入れて（完璧なAキャッチ！）、コンビを機能させていく、という。（＾＾）
それから、私がこの日見ていて一番驚いたこと。それは、「菅山かおるでしかできないリベロ」の片鱗、というものが垣間見られたことです。（*＾＾*）
姫がインタビューで「エビさんと比べて自分の足りないところは？」という質問をされた時、「全部」と答えながらも、「だからと言って、自分も同じスタイルでやる必要はない。私は私のスタイルでやっていきたい」というような返事をしていたことを、よく覚えています。
エビさんの持ち味は、その「声」と「闘志あふれるプレー」で、チームを盛り上げてくれていること。うん。確かに姫はそのタイプではない。（笑）
ならば、姫はどんなリベロを目指しているのか。
まず、よく見えるところでいうと、姫はゲーム中、チームの中で一番、他の選手への「声かけ」が多かったと思うのですが、その声かけは、雰囲気を盛り上げるための「励まし」や「後押し」というよりも、「具体的なプレーの指示」が多かった」のではないかなぁ、と。チームにポンと後から入ったような形になる、修加さんや、落合さんにとって、その指示はどんなにか心強かったろう、と思います。（*＾＾*）
それに通じるものもあると思いますが、このこと以上に、もっとも私が驚いたこと。
それは、姫が「テンさんと一緒にゲームメイクができる」選手だということ。
ラリーが続く中、相手ブロックを振るために、テンさんがライトの落合さんに速いバックトスを上げた場面がありました。
この時になんと、姫。テンさんがボールを触るより早く、「マリ！！」という指示を出していたのです。これにはビックリ！！（＠0＠）
これで思い出したできごと。１２Ｖでの、とどろきＮＥＣ戦。
タイムアウト時に、姫が何人かに守備範囲の確認をした後、エリに「エリ！バックアタック入って！」と言っていたんですね。ちなみにこのタイムアウト、テンさんは一言もしゃべっていません。
その中で、なぜ姫がエリにわざわざ「バックアタック」の指示？？？（しかも、その短い言葉を訳してまで伝える菊池トレーナー・笑）
･･･と、不思議に思って試合を見ていたら、タイムアウト明け。一本目のレセプションはキャッチが乱れたのでレフトのオープンになったのですが、次にＡキャッチが入った時に、見事エリがバックアタックを決めて得点しました。おお！これだったのか、と。（＾＾）
今回の紅白戦で、「打つ時」「打つ前に」アタッカーに声をかけるだけでなく、「テンさんのトスが上がる前に」アタッカーを動かせる姫はすごいな、と。
姫の「読み」は、相手チームのアタックばかりでなく、テンさんが次に組み立てていきたいゲームメイクについても、ある程度･･･というより、全日本のどの選手よりも深く、理解していると思いました。
テンさんの、一瞬の判断から繰り出されるトスアップは、やはりすごいです。きっと、この速さには、味方の選手もついていけるようになるまで、時間がかかるんだろうなぁ、と素人ながらに思います。同じ所属チームで慣れているはずのマホでさえ、自分に上がってきたトスに慌てている時もありますからね。（笑）
そういう意味では、姫は、セッターのテンさんと、２輪でゲームメイクができるリベロ。
なるほど、こんなリベロの形もあったのか、とわくわくしましたね。（*＾＾*）
バレマガ７月号での「チームが勝つために自分がどういう仕事をしなければいけないのか、わかってきた」というコメントにも、つながることなのかなぁ。（*＾＾*）
精神的な面での盛り上げは、姫はもっぱら「ほぐし役」という感じでしょうか。「盛り上げる」というより、「肩の力を抜いてあげる」感じ。（*＾＾*）
初日の関で、思うように力が発揮できなかった落合さん。次の日の多治見では、ベンチで姫が思いっきり愛の手叩きをしてあげていましたね。（笑）一回目は、当たりが悪かったものだから、わざわざ次に落合さんの手を固定してまで、叩いていましたから。（笑）
アップの途中には、まぁ、姫は見事！というほど、おしゃべりしまくっているんですが（＾＾；、今思うと、チームメイト全員の笑顔を、自然と引き出してあげていたんだよなぁ、と。（*＾＾*）
ま、内容は結構ブラックなことを言っていると推察されますが。（笑）
シンさんが決して本調子でなかった中、年長の姫が、さりげなくチームをつないで、まとめてくれていたようにも感じました。（*＾＾*）
●●●
姫は２日間とも、アタッカーとしての練習メニューへの参加はありませんでした。
しかし、バレマガ７月号の柳本監督のコメントを見ていると、おそらくリベロは、基本的に井野ちゃん一本で通していくように受け取れます。ですから、姫は肩が良くなれば、アタッカーとしてのメニューにも参加していくのではないかと思われます。（＾＾）
★★★他の選手の印象★★★
●シンさん
シンさんが「うまい」選手だということは、わかりきっていることなので、イタリアから帰って、どんなふうに変わったのかなぁ、というのを注目して見ていました。
特にインタビューなどでも語っていた、２段トスの打ち切りとブロックに注目！
ブロックアウトやワンタッチをとったり、フェイントを入れたり。ここは「ああ、シンさんが帰ってきてくれたんだなぁ。（*＾＾*）」という感じ。
そして、さぁ、来た来た！来ましたよー！！「打ち切る！」と言ったスパイク！
「ええ！？」というくらいの、ものすごいパワフルな「渾身」のスパイク。まるで、マンガのように、ボールに炎をまとって、それが飛んでいっている感じです。（笑）
ここは「うまさ」よりも、「打ち切る！」という、「気迫」が勝ったスパイク。しかも、仕掛けの速さはこれまでの彼女のままで。これは拾えませんよー。（＾＾）
それから、ブロックは関で２回決めていましたが、その時の片手を突き上げたアグレッシブさが、「おお〜さすが！」と思いましたね。向こうのコーチに「次はブロック賞ね。」と言われて、帰ってきただけあります。（＾＾）
ですが、この２日間。「あら？」と不思議に思うこともチラホラ。得意のコンビで入ったスパイクを何度かアウトにしてしまったり、レシーブも拾えていなかったり･･･。らしくないなぁ、と。
何か動きがおかしいなぁ･･･違和感があるなぁ･･･と思って見ていたところ、そういえば「跳んでいない」し、「膝をまげていない」んですよね。（>_<）
おそらく両膝とも、具合があまりよくないようで、心配です。（>_<）
●修加さん
関では、テンさんが積極的に修加さんを使っていましたねぇ。ジャンサ、バックアタックなどのパワフルさ、元気の良さが素晴らしかった！どこからでも打てるって武器ですよね。（＾＾）
そして、何より新しいチームに入っての、「遠慮」とか「物怖じ」している様子がないのが頼もしいです。（笑）
驚くほど、テンさんとのトスとも合っていますし、即戦力につながる選手だと思いました。
相手のルーズボールを逃さずに、ダイレクトで叩きつけるガツガツした感じとかいいなぁ。（笑）
まだまだ粗削りな感もありましたが、その分伸びしろがあり、ぐんぐん吸収しているところなんだろうなぁ、と。成長が楽しみです。（*＾＾*）
ローテーションのどこかで、サーレには参加していない場面があったので（後ろの端の方に立っている＾＾；）、レシーブはあまり得意ではないのかなぁ、とは思いましたが、不思議と試合の中で気になった場面はなかったです。
●落合さん
１日目は、見ていて気の毒なほど、力が発揮できずにキツそうでした。（>_<）
まだテンさんのトスに合わすことができていないまま、しかも試合ではサーブで狙われ続けたため、ますます思うようにスパイクが打てない状況に、はまってしまっているようでした。
２日目の多治見では、一本目にまずバシっと落合さんにトスをあげたテンさんが「さすが！」と思いましたねぇ。（*＾＾*）テンさん、その後も積極的に落合さんを使い続けていましたから、徐々に彼女のスパイクの調子も上がってきたと思います。
サーブの弾道がおもしろいですね。ネットすれすれの低い、直線的な弾道で、取りにくそうだなぁー、と思って見ていました。（＾＾）
２段のトスアップは粗かったですねぇ。（>_<）オーバーであげているのですが、球がブレてしまって、アタッカーは構えに入っていたのですが、打てずにボールを押し込むだけ、という場面が何度かありました。うーん。がんばれマリちゃん！（>_<）
●マホ
２試合を通して、「ここで欲しいよなぁ」という場面で、きっちりスパイクも、ブロックも決めていたと思います。ブロックが決まると見ている方のテンションは上がりますよねぇ。（＾＾）
ただ、レシーブ、つなぎの処理、２段のトスアップはあちゃ〜（>_<）という感じ。さっきのボール、攻撃の一つして使えたのに〜、というもったいないボールの処理の仕方や、ダイレクトで返せるチャンスだったのを、なんとなく拾ってしまったり･･･と、もうちょっとだけアグレッシブなプレーが見たいかも。（＾＾；
●スギさん
スパイク、ブロックともに、「きっちり自分の役割を果たしていた」という感じです。（＾＾）
クイックもブロードも何もかも「速い！」の一言ですね。集中力も非常に高く、「取られてたまるか！」という感じがよく出ていてカッコよかったですねぇ。
ただ、リベロと入れ替わっていない時のレシーブは、もうちょっとがんばって欲しかったかも。しっかり上がらなくても、手に当ててくれるだけでいいんだけどなぁ。（>_<）
●テンさん
サーレが乱れがちの中、まったく動ぜずに、アタッカーを生かすことを第一に考えている思いがひしひしと伝わりました。テンさ〜ん。（；_；）
レシーブ面でも、スーパーレシーブの連続！！相手チームの強打、フェイント、どちらにも反応していて、そのものすごい集中力と運動能力の高さは、試合を通して途切れることなく、本当に頭が下がる思いです。もうダメか！というレシーブを、相手コートまで追いかけていって、見事上げていましたよ。スゴイ！
そんなテンさんの背中を見て、みんなついて行こう！って思うんだろうなぁ。（*＾＾*）
気迫のツー攻撃も惚れ惚れしましたねぇ。（*＾＾*）（姫のサーレが良くなくてトスアップできなかった、というケースもありましたが･･・＾＾；）
●カナ
１日目の関では、きれいにブロックを２本決めていたのが印象的でした。
スパイクの威力は、やはり決まるとすごかったですね。バシっと入ると絶対に取れない。でも決定率があまり良くなかったような印象があります。（>_<）
具体的な場面はよく覚えていないのですが、カナには絶対にブロックがガッチリついていたと思うので、それをよけようとオーバーになったり、打ち損ねたり、というのがあったのかなと、思います。
●翠さん
嶋田さんが、板橋さんの代わりに入った時にはセッターを務めていました。注目して見てこよう！と思っていたのに、どんなトスまわしをしていたかは記憶にないんです。（＾＾；）記憶にない･･･ということは、おそらくそれほど悪くはなかったのかな、と。（＾＾；う〜ん、なんとなく、速いトスを出せるタイプだったような気が･･･。
翠さんのスパイク。後半から決まりはじめたのですが、これが良かったんですよ！ものすごくスウィングが速くて、切れがある。加えてサウスポーですから、向こうのブロックが跳ぶ前に打ち切ってしまえるんですよね。これはスゴイ！（*＾＾*）
目立たなかったですが、レシーブもまずまず良かったように思います。
あとはブロックですか！？
●サオリン
どうしちゃったの〜〜！？（；_；）というくらい、サーレ、レシーブ、スパイクともに不調でした。
サオリンって、「やばいやばい」って思っている時って、見ていてわかっちゃったりするんですよね。（>_<）サーブで狙われて、エースをとられるシーンが、関でも多治見でもあったと思います。
２日目にやっと、スパイクだけは、コースを狙ったものが決まり始めてきました。でもきっと本人自身も、まったく納得のいく出来ではなかったんじゃないでしょうか。（>_<）
●エリカ
とにかく「トスと合わない」という感じで、力が発揮できないという印象が強かったです。打ちに入って、タイミングが合わずに、中途半端に入れるだけの球になってしまったり。
でも、そういう技術的なことよりも、そんなふうになってしまった時に、「ダメだった･･･」という気持ちが、表情に表れてしまっているの方が気になりました。きっとエリカにとって、今回は並々ならぬ気合を入れて臨んでいると思うので、気負いの大きさから、そういう表情になってしまうのでしょうけど、それでは余計に悪循環ですよね。（>_<）
私、アジア選手権のカザフスタン戦。５セット目で入ってきたエリカのプレーを、すごく頼もしく思っていました。あの時の元気、強気を、いつも見たいですね。敵はもっと違うところにいるんだぞ、ということを、思い出して欲しいなぁ。（＾＾）
２日目は、１日目よりは少し、調子があがってきた感じでした。
●石川さん
ごめんなさい、覚えていません。（>_<）
でも、彼女のブログのあまりの楽しさに、私の中では株急上昇中です。（笑）
●嶋田さん
ワンポイントで入っていましたが、嶋田さんのプレーもあまり記憶にないんです。すみません。（>_<）
●板橋さん
サーブレシーブが乱れた時の、ボールの下へのもぐり込みの速さはさすがでした。
そして板橋さんといえば迫力のサーブ。板橋さんが構えると、相手チームに「来るぞ、来るぞ。」という、いや〜な空気が漂うのがよくわかりましたよ。（＾＾）
★★★姫のツボレポ★★★
●髪の毛結んでたーーー！！（*>_<*）
姫の髪型。あの結んでいるを、実際にこの目で見たいっっ！！！と、祈るような気持ちで登場を待ちました。
出てきた時に、あのっあのっ、ちょんちょこりんを見た瞬間、隣でご一緒していた友人（とうのさん♪）と、手に手を取って大喜びしてしまいましたよ〜〜。（笑）
そこから私の「可愛いー。」「可愛いー。」の連呼が始まりました。（笑）
「可愛いー。」から始まり、「あの後ろの髪の毛をツンツンしたい」「できるなら髪の毛を留めている輪ゴムになりたい」などと、すっかり危ない人に。（＾＾；
いや、軽く私を狂わせてくれるくらい可愛い過ぎる、あの髪の毛が罪なんです！！
←ちがう？（＾＾；
●やはり姫さま
かまってくれる人（＝自分のおもちゃ的役割の人＾＾；）を、いつでもどこでも見つけられる人だと思いましたねぇ。（笑）
私が見た、姫がじゃれついていた人。シンさん、マホ、スギさん、修加さん、落合さん･･･って、チームのメンバー全部じゃんっ！！（笑）
アップが始まった瞬間から、いきなりスギさんに蹴りを入れる振りをする姫。（笑）コートを走っている時などは、絶対にただではすれ違いません！必ず何かちょっかいをかけていく。（笑）
いや〜ここまで徹底しているとあっぱれですよ！
でも、こんな姫さまっぷりが、新メンバーの緊張をほぐす潤滑油になっているんでしょうね。（*＾＾*）
テンさんはアップ時も、黙々とストイックな人なので、そこは姫、ちゃんとわきまえています。
けれど関の方だったかな？私は見逃していてすごく残念だったのですが、対人パスをしていた時に、姫はサーレ練習に移らなければいけないのにそれを忘れていたらしく、テンさんがボールをぶつけるような振りをして、「もう、どきなよー。（笑）」という感じで姫をご指導していただいたそうです。（*＾＾*）あらら。姫の嬉しそうな顔が目に浮かびますね。（笑）
対人パスと言えば、姫と井野ちゃんの対人パス。なんとなく緊張して見てしまいましたが･･･。
そんな複雑なファン心理（私だけ？）をよそに、姫は終始楽しそうでしたねぇ。
「今さらそんなに楽しいですか？」って聞きたくなるくらい、「ボールに触っているのが楽しくってしょうがない！」っていうのが伝わってくるんですよねぇ。
「そーか、そーか。楽しいかー。良かったねぇ。（*＾＾*）」と、私の邪心なんて吹き飛ばされましたよ。（＾＾）
●テーピング
関では最初、姫、右肩にテーピングをしてもらっていました。
姫は右肩の状態よりも、どうもそのテーピングの貼ってある感覚の方が気になるらしく、時々左手でちょこちょこテープを触っております。その時の表情が可愛い！！
「はがしたい。」って顔に書いてある。（笑）
ドクターの方なのかな？
まず腕立ての状態で、ひじを曲げずに背中の肩甲骨をくっつけるようなストレッチを何回かするよう指示をされ、素直に従う姫。その次に、「腕立て」のジャスチャーをされ、何回か腕立てをします。起き上がった姫に、今度は肩を軽く回してほぐすような指示があり、その通りにする姫。
おお。ちゃんと言うことを聞いています。いい子いい子。（*＾＾*）
ご褒美に（？）テーピングをとってもらえることになったのですが、この様子がおもしろかった！（＾＾）
絆創膏の最後の方とか、粘着性の高いサロン○スとか、はがす時痛いじゃないですか。あんな感じを思い浮かべてください。（＾＾）
姫は床にペタンと座り込んでいます。ドクターに「はがすよ〜。」という感じで、ぴぴぴとはがしてもらっている間、姫は思いっきり「痛い？痛い？次、痛くするでしょ？」と逃げ腰！（笑）
で、ぴぴぴぴと、少しずつはがした仕上げに最後一気にピシッ！！とはがすドクター。（笑）
姫、「来た！痛いっ！！」という感じで体は逃げながらも、ドクターと一緒にウケてました。
あー可愛い。←結局これ
●「待て！」
１２Ｖでも後半はアタッカー、黒鷲でもずっとアタッカーだった姫は、ついつい条件反射で、タイムアウト明けにコートに入ってしまいます。
しかも、「待て」ができない姫は、いつも一番！気合もバッチリ！（＾＾）
･･･が、当然コートには選手が７人。（笑）リベロで外に出ていることを忘れて、間違ってコートに入ってしまう場面のなんと多かったこと。（笑）
その度に、恥ずかしそうにコートの外に出る姫を堪能できたので、私は嬉しかったですが。（*＾＾*）
●白ユニの中で、一人赤ユニの姫
関では、赤ユニの中で一人、真っ白なユニを着ていた姫。
姫には白が似合う〜♪
なんてルンルンしていた私ですが、多治見で反転したユニを見て衝撃を受けました！
ショートケーキの苺！！！
可愛い〜〜〜〜。（*>_<*）
ちなみに、関の第３セットと多治見では、一人、上のユニをお腹にしまっていた姫。なんとなくその方がナイスプレーが多かったような気が。（笑）
●開会式。一人お行儀の悪い姫。
多治見での開会式。
市長やら、多治見の体育協会の方々のご挨拶がありました。
選手はネットを挟んで、紅白に分かれ１列に並んで話を聞いているのですが、なんと姫の横がシンさん！どう考えても、こりゃいかんでしょう。（笑）
相変わらず一人だけ、まっすぐ立てないダビデ立ちの姫。いやな予感的中で、シンさんと２人でしゃべりまくり！！（＾＾；
しまいにゃあ、シンさんの隣の落合さんにまで被害は及び、偉いさんのお話の途中にも関わらず、容赦なく姫＆シンさんコンビに話しかけられる落合さん。
先輩２人に話しかけられ、無視することもできずに非常に困ってらっしゃいました。（＾＾；
ごめんよマリちゃん。（；_；）
●サインボール
２日間とも、最後に選手たちが、自分のサイン入りボールを客席に投げ入れてくれました。
あらかじめ選手別のボール５個くらいを、袋に入れて用意してあります。ところが、姫がとった袋には、いろんな選手のサインボールが混ざっていたらしく、他の選手がボールを投げ入れている中、一人自分のサインボールを捜しに、さまよっておりました。（＾＾）
姫はマイペースに隣チームまで行って、袋をのぞき込んで探していましたが、会場の一番人気は姫だったため（一番歓声が大きかったのが姫。その次がカナちゃん、テンさんかな＾＾）、すんごく注目されていたと思います。
そういう時とかね。たとえば、上のユニフォームを思いっきり短パンに入れるとかね。「人に見られていること」を、まったく気に掛けてないところが好きだなぁ。（*＾＾*）
★★★新チームを見て★★★
紅白戦の遠征から落ち込んで帰ってきた私。
何をそんなに落ち込んでいるんだろうなぁ、と考えてみると、「強いチームじゃなかったな･･･」というところに行き着きました。
今の段階では無理な要求とはわかってはいますが、まだまだ「チームとして」機能してはいません。個々には「おお！」と思うプレーはあっても、このチームで果たして勝てるの？と。
かと言って、今後の方向性とか、これからどうやって強くなっていくのか、というビジョンが見えてこなかった。柳本監督はいったいどうしたいのかな？と。素人の私にそんな心配は余計なお世話だとはわかっていますが･･･。
「人材はそろっているのに、強くないチーム」というフレーズ。これももう、できたら聞きたくないですよねぇ。（>_<）
今後の遠征で、もっとたくさんのパターンの組み合わせを試したり、実践の中での「チーム力」の向上に期待したいです。
バボChannelで、大林さんに「最初はなかなか勝てないと思う」と言われていましたっけ。（＾＾）
けれど、きっと今より強い「柳本JAPAN」になって、スイス、イタリアから帰ってくることを信じています！！（*＾＾*）
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ずいぶんと偏った視点でのレポになってしまいましたが、最後まで読んでくださって、ありがとうございました。m（ _ _ ）m
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