★★★ 全体的な感想＆光ちゃんの様子 ★★★
●これまでのSHOCKとの違い
何が一番何が違うかというと、「光ちゃんソロとそのバック」という舞台から、やっと脱することができた、というところだと思います。
それはまず、力をつけて帰ってきたMAの存在が大きいことはもちろんですが、舞台に立っている全員が、先輩と後輩、ジャニーズとジャニーズ外のメンバーとの垣根なく、対等な立場で舞台に立ってお互いをぶつけ、そして助け合っているということが伝わってきたからです。

その分、光ちゃんは、体力面こそキツイことでしょうが、幕が開いて２日目にも関わらず、非常に伸び伸びと演じているように見受けられました。（＾＾）
周りが光ちゃんを初め、メンバー全員で支え合い、そして光ちゃんも安心して周りにまかせることができる。責任を分担し合える。
そんな環境が整った舞台になっていることを非常に嬉しく思いました。（*＾＾*）

光ちゃん本当に、いい意味で肩の力が抜けていてね。見ているこっち側もずいぶん楽に見られるようになりましたよ。（＾＾）

●光ちゃんの成長
Gコンで見せてくれた光ちゃん自身の成長はしっかりと舞台に生かされていると思います。
体重を増やした成果か、筋トレの成果か、下半身が非常に安定したため、重心のふらつきがほとんどなくなりました。
これまでだと、ダンスナンバーが続き光ちゃんの体力が消耗するにつれ、上半身のふらつきというのが出てきましたが、今回は「ああ、今身体キツイんだろうな〜(>_<)」ということは察せられるのですが（２幕は本当にキツそう〜>_<）、それでふらついたりというのはほとんど見られなかったと思います。

また、「階段落ち」をスタントなしでやったり（プロテクターをバリバリにつけているものの、手に汗握ってしまいますね＾＾；)、ウエストサイドのロープで回るところを一段階違う動きを入れたり（片手を離した後、身体の向きを２回変える）、相変わらず、こういう無茶をしちゃうところが光ちゃんだよなぁ･･･と。

それから、今回は２日目にして非常に生歌が多かったように思いました。（←＾＾；）
ちょっとした動きならダンスの歌も生歌だったり、兄貴の昇天のシーンも生歌だったかな？ただ残念なのは光ちゃんの声は甘くてとっても心地良い声なのですが、もうちょっと芯が欲しいところ。
上の音域を広げるのに裏声の混ぜ具合が上手に使えるようになってきた成果でもあるので、ポップ、ステップの段階でしょうかね？
あとは音程によってもうちょこっとずつ、うまく地声を混ぜていけばGOODなんだけどなぁ。（＾＾）

●光ちゃんのヴィジュアル
前髪の方も横の方も、ちょっと髪の毛を切ってありました。
まぁ、アニキのカツラをかぶらなければならない関係もあるんでしょうけど。ツンツンしてて可愛いですよ〜♪
舞台化粧の目尻のラインが非常に美人さんですね。けど、舞台が進むにつれて汗びっしょりになるので、結局化粧も落ちて、髪の毛は生まれたてのヒヨコ状態になっちゃうんですけどね。（笑）
光ちゃんのキラキラは内側からくるものなので、外見がどうであれ十分美しいですが。（＾＾）

●お客さんの層
今回、客席に座ってびっくりしたことは、男性の方が非常に多かったこと！ほとんどがカップルやご夫婦で観に来られた方でしたが。（母につれられてきた息子という感じの子もいた＾＾）
私の斜め前に座られていた男性の方が終演後に、「いや〜良かった良かった。意外におもしろかったよ。なるほどねぇ。」ととても満足してくださった様子でとても嬉しかったです。（*＾＾*）
実際、今回のSHOCKなら、一般の方や男性の方にも安心して勧められるクオリティかなぁと思います。


★★★ 出演者について ★★★
●MA
「Top　Stage」を読めば、彼らの姿勢というのがよくわかりますが、MAについてもらえることになって本当に良かったです！！
（「カツンよ、永久にさようなら〜〜」と心から思った←失礼〜♪おほほほほ・笑）

ダンスナンバーの舞台の引き締まり具合、統一感が段違いに違いますからね！！
今回、光ちゃんだけを双眼鏡で見てるのはもったいない！って思いましたもの。
舞台全体が一つの絵なんですよね。（＾＾）
それこそ本当に、光ちゃんとバックという形ではなく、お互いがお互いを引き立てあう効果がある。１幕のジャパネスクショーとか、２幕のアイリッシュとか、感動で泣きそうになりました。
「みんながそろったダンスって、こんなにカッコ良かったのか･･･（涙）」って。（笑）

MAのそれぞれのソロのシーンなども見ていてとっても気持ちいいです。（演技はまだまだ勉強中みたいですが＾＾）「ソロ」を「オレの出番だ！」と出しゃばる感じではなく、「この場面での、この役割は、自分の責任なんだ！」という受け止め方をしているのが、よく伝わってきます。
それに何より、Gコンでもそうでしたが、光ちゃん自身が「MAとやれておもしろい！」と感じているのがひしひしと伝わってきて、何よりそれが嬉しかったりします。（*＾＾*）
ただ一つ問題があるとすれば、光ちゃんが出てないシーンが、私的休憩タイムじゃなくなったことですかね。（笑）

●尾藤さん、直加さん
素人のわたくしなどが感想を述べるのもおこがましいですが、表立った出番が少ないわりに、その役割の中での自分の役割、生かし方というのを本当によくわかってらっしゃる方々だと思いました。

尾藤さんはセリフのない部分での「黙っている演技」がすごいと思いました。
ツバサが怪我をした後、病院のシーンで一人舞台に立っている尾藤さんは迫力！でした。
それから、尾藤さんの得意分野がどのあたりかは私は知らないのですが、たとえダンスをしてなくてもジャズナンバー（スウィング）でのリズムの取り方が、貫禄だなぁと思いました。
お
二方とも、前に出ず、かと言って引っ込み過ぎず、脇を固める役割をよくわかってらして、このお二方のそんな姿勢もあって、カンパニーが全体で一つとして感じられたことも大きいと思います。（＾＾）

●翼くん
遠慮し過ぎのところはさすがに克服できていましたが、今ひとつ成長が見られず･･･。（＾＾；
本人も気にしているようですが、まずセリフを言う時の滑舌ですよね。舞台用のお腹からの発声！
タッキーのドリボを観た時の感想と同じかな。もっとなりふりかまわず必死になってみてごらん！？と思いました。
前回の斗真くんは後半変わってきたぞ！？
翼くんの今後の成長に期待です！！


★★★ 前回からの進化〜ストーリー＆演出編〜 ★★★
●でっかいお顔は健在です。（笑）
今回は空中に一つと、壁面に二つ、計３つが同時に出てきます。（笑）
２幕での出番は、「ふるさと」の演出とともになくなりました。（笑）
このでっかいお顔と、ボトボトッ！っと落下する花は、どうしても入れなければならないジャニーさんのこだわり！？（笑）

●光ちゃん登場
光ちゃんの登場は客席の上から。そのままブランコをこいだら可愛いだろうな、というような形のものに乗って降りてきます。もちろん落下しそうになるサービスつき。（笑）
双眼鏡をかまえて光ちゃんを見ようとしたら、視界から消えましたからね。（笑）

●光ちゃんの落下事故
光ちゃんがフライングをして柱に激突した時点から、スタッフ役の方が心配そうに舞台に出てくるようになりました。あと、光ちゃんが落下したときに、全員が驚きの声をあげてかけ寄ってくる演出もプラスされていまいし。実際の舞台でおこっているというリアリティが上がりましたね。（＾＾）

●バイクに乗るシーン
ちょこっとだけ振りが入りました。銀のロングコートの光ちゃんが突然、ビシバシと踊ってくれるのがしびれますね。（*＾＾*）

●Show　must　go　on
病院での光ちゃんの「踊れますか」のセリフ。
光ちゃんのタメ方がすごかったです！
すっごくいろいろなことを考えたうえで声を出したという感じ。

その後、光ちゃんが一人でも幕を開けると言っていたシーンが、今までは「血気盛んなコウイチが自分の我を無理やり通した」という印象が強かったのですが、「それがツバサの意思でもあるんだ」と、兄弟二人でアニキの夢を継いでがんばっていこうと同じ意思を抱いていた、という背景が加わりました。（結局ツバサは怪我のせいでその志を見失うのですが）。
それから「オレ一人でもショーの幕を開ける」というセリフも非常に静かで、「決意」の深さが感じられるようになりました。

●弁慶の殺陣のシーン
弁慶の殺陣のシーンにMAが出てくるのですが、これがカッコいいのですよ！！（泣）

それから、ここに敵方の親玉が出てくるようになりました。
今までは倒しても倒しても敵が湧いて出てきていましたよね。（笑）それが、光ちゃんが一度倒した敵を、敵方の親玉が力を使って蘇えらせ、パワーをつけたうえで再び光ちゃん（弁慶）に切りかかりにいくようになりました。だから光ちゃんは、前半勝っていた相手に、後半はやられてしまうのです。

光ちゃんが蘇ってからのラストは、これまであった大太刀を振りまわすというのがなくなり、ちゃんちゃんこのような衣装を着るのと、刀を鞘から抜いて掲げる、という一見地味な演出なりましたが、「カルミナブラーナ」のラストの、一度静かになってから最後のキメが来る音楽と合っていて良かったと思います。（＾＾）

●龍退治
竜退治も、ジャニーくんは絶対にはずせない要素みたいですね。（笑）
今回は光ちゃんが竜の頭の上に乗っちゃったりします。ラストの竜にトドメを刺すシーンと、竜を倒してからの戦士のキメのポーズ？フォーメーション？がカッコよくなりました。（＾＾）

竜にトドメを刺すために、レーザー光線の光を剣に集めるのですが（８日昼公演では、レーザーの光がうまく刀に当たらず、光ちゃんが位置をずらして当てにいっていました＾＾；）、それが客席にも乱反射してとってもきれいで「おお！！」と思いました。

それから、ラストは今まで、少年が光ちゃんにすがり付いて（？）終わりで、「この二人の関係っていったい･･･＾＾；」と疑問に思っていたんですが、今回は4人の少年戦士（ABC）と一緒に戦う光ちゃん、というふうになり、爽やかなラストになったと思います。（笑）

●病院のツバサをおいてショー＆NYに向かったわけ
コウイチ一人で幕を開けたショーに一人二人とカンパニーのメンバーが戻ってくるシーン。

今回は、MAの中でも役割分担があって、マーチンはコウイチ寄り、やらっちは一貫してツバサ寄りでした。また、ショーに戻ってきたMAは、複雑な表情を引きずったままショーに加わります。
これまでのSHOCKでは、あんなに「ツバサをほっておけない！」とケンカまでしておき、いきなり意見を翻して舞台に戻ってきていたわけですよね。それが今回は「ツバサの怪我は出血多量による重体」となり、ツバサが怪我の峠を越えて無事とわかったので舞台に戻ってきた、というふうになっていました。
同じようにツバサを置いてニューヨークに旅立ったわけも、直接ツバサが「オレのことは気にせずにニューヨークに行ってくれ。コウイチを助けてくれ」とMAのメンバーに語る場面が加わりました。でも実は、ツバサは本心の悔しさを隠しながらのセリフだったわけなんですけどね。（←ここの悔しさをぶつけるツバサくんの演技はとてもよかったです＾＾）

●ニューヨークへ行くコウイチのわけ
NY進出という野望のためというよりも、「アニキの後を追いかけるんだ」という気持ちが前面に出ていました。「アニキがかなえられなかった夢を、自分（とツバサ）が代わりに叶えに行くんだ」と。
この辺りのセリフで、アニキが生きていたころの、コウイチやツバサとの関係が感じられるようになったと思います。
これまでは、アニキが死んでしまってから、コウイチとツバサが生まれたぐらいの勢いで、アニキが生きているころの家族との接点が感じられなかったような気がしていたので。（＾＾；

●光ちゃんって天才！？
日本で苦悩するツバサを思い、コウイチが「消えない悲しみ消せない記憶」を歌います。この音楽がこの場面に見事にピッタリはまっていて素晴らしかったですね！！
コウイチも心を痛めながら、ツバサがきっと立ち直ることを信じているんだ、という葛藤がよく伝わってきます。「二人で約束したじゃないか」と。（＾＾）

それに、この曲は「歌→オケ→歌」というふうに間奏に仰々しい（笑）オケが挟まっていますが、ちょうどその間奏の部分で芝居を進め、歌が入るところでまた気持ちを吐露するように歌う、という見事な効果がありました。（＾＾）

コウイチとツバサが一緒にユニゾンで歌う場面もあったり（そういえば、ダンスナンバー以外で、劇中で二人が歌うユニゾンというのも初めての試みでは！？）、ツバサだけが歌い、光ちゃんがそれに合せて踊るという演出も美しかったです。

まるでこのシーンのために作られたような音楽だわ！！光ちゃんって天才！？

･･･って思いましたもの。（笑）

ナオさんが死ぬシーンでもこの曲がインストゥルメンタルで使われますが、これもまた美しくも悲しい旋律とあいまってとても良かったです。（前回はミーさんが死んだのに、非常に爽やかな音楽が流れていてとっても違和感があった＾＾；）

●ツバサをニューヨークへ
記者会見のシーンがガラリと変わったのですが、その部分がもう楽しくってしかたがないんですよ！！（*＾＾*）「ちやほやされて天狗になっちゃダメだぞ」という光ちゃんが、ものすごく天狗になる、という設定なんですが、ここの光ちゃんが最高ですね。（*＾＾*）
その光ちゃんについては後で詳しく語るとして･･･。
そんな光ちゃんを見て、MAのメンバーたちがコウイチに付いていけなくなり、いったんツバサの元へと日本へ帰るようになりました。（今までは何の前触れもなく、突然アッキーが日本に帰ると言い出していたものね＾＾；）

コウイチがツバサを歩けるように導くシーンでは、これまでの場合コウイチがやたら怒鳴ってばかりで、MAでなくても「お前が日本に帰ってやれよ！」というような感じを受けなくもなかったのですが、今回は「早くニューヨークに来い」「ショーは続いているぞ」「そこにはお前のステージがある」「（アニキの意思を受け継ぐ）お前なら本当はわかっているはず」というセリフが加わり、コウイチがなぜ日本に行かずにニューヨークでツバサを待っていたのか、という理由がわかりやすくなりました。（＾＾）

「コウイチがたった一人になってもショーの幕を開け続けたおかげで、ツバサが夢のブロードウェイの舞台にたてる」ということになるのですが、ニューヨークにやって来たツバサも「帰ってくる場所（カンパニーのこと）があるっていいな」「ショーを続けてくれてありがとう」というセリフが加わっていたり、ツバサが実際に念願のブロードウェイの舞台に立っているというシーンも加わりました。（＾＾）

●さよなら一反もめん
著作権うんぬんのシーンがバッサリなくなりました。その代わり、アニキがショーを終わってすぐに、なにものかによって（犯人はリーダーですが）すべての作品の著作権が売却されていることになっていました。

●リチャード三世
今回の劇中劇です。ニューヨークに渡航する時のリハーサル風景として挿入されています。
このストーリーの、父親と夫を殺してその妻を手に入れたリチャードと、アニキを殺してナオを手に入れたリーダーとを重ねてあるのかな、とふと思ったわけです。
そんな複線が！？とも思ったのですが、案外これは偶然重なっただけかも。（＾＾；
でも、それならそれで、もうリチャード三世の演目のまま（日替わり演目を売りにするのではなく）最後までいってくれ！と思いました。（＾＾）

●依然としてすっきりしない点
アニキに関しては、もうウッカリものと思っておくとして（＾＾；）、リーダーが救われないことと、ナオさんが死ななければならないこと、の２点がやはり後味が悪いです。

いっそのこと、バイクの事故なども偶然発生、アニキも病気や事故などで亡くなったようにしておいて、ツバサとコウイチを中心としたカンパニーのお話にしても十分だと思いました。（＾＾）そうすればずいぶんストーリーがスッキリすると思うんですが･･･。

あと、個人的に気になったのが和太鼓の叩き方。フォームがなってないので、すごく不格好！！
ちょっとした注意でもっとカッコよく見える方法があるのになぁ。でも今回はアンケートがなかったので、そういう声を届ける術もなく･･･。もったいないですね。


★★★ 前回からの進化〜その他〜 ★★★
●テンポの良さ
非常に場面転換のテンポが上がっています。その分アドリブがほとんどないのですが、それでも十分満足です。「え？もう終わり？」と感じてしまうぐらいの充実度とテンポの良さですよ。（*＾＾*）
演技を続けながら場面転換が行われていたり、つなぎの部分にも見せ場があったり、演出もさることながらスタッフさんの力も大きいのでしょうね。進化する素晴らしいカンパニーです。（＾＾）
あと今回は、光ちゃんが出ていない場面でも、苛立たずに楽しめたというのもあるのかな。（笑）

●ギャグにしてしまえる強み
これは舞台進行のテンポの良さにもつながると思うのですが、SHOCKを難解にしている家族構成のややこしさや、つじつまを無理やり合わせた（笑）ストーリー。これを逆にギャグにしているんですよね。自分たちでやって自分たちでツっこむ、みたいな。（笑）
こんなことができるのも、SHOCKという演目をずーっと再演させてもらっているおかげなんですよね。（＾＾）

●あれは誰だ！？
今回のマスクマジックの替え玉さん。上手でした。光ちゃんの動きにもずい分似ていましたし。（入れ替わり時は、舞台の上から人が降りてくる演出が加わり、そちらに気を取られる間に違和感なく入れ替われるようになっていました）
あと、弁慶シーンの悪玉の親分役の人もいいなぁと思いました。もしかしてこの２人は同じ方なのかしら！？と思ったり。スラっとした細身の方でした。
ジャングルや自殺後のアニキ替え玉さんも、ずいぶん光ちゃんに似ている方でしたしね。今回は替え玉さんがとっても自然でした。（＾＾）

●演目の選び方
現在のところ「リチャード三世」しかやっていません。（＾＾；
舞台に演目の書かれたパネルが出てきて、光ちゃんとアッキーがリクエストを聞いていく形にはなっていますが、完全に誘導尋問ですね。（＾＾；だって、そのリクエストを聞いている間、すでに後ろでセットが用意されているんだもの。（笑）

演目が書かれた文字のバックは青と赤に色分けされているんですが、「最初に青の中から一つ選んでください」「今選んだやつの横の赤に移ってください。」「さらにそこからすぐ上か右の赤へ移る！すると何になりましたか？」という感じで、絶対に「リチャード３世」にいくように誘導してましたよ。（笑）
でも、光ちゃんが悪役の「リチャード３世」すっごく良かったから満足ですけどね。（*＾＾*）


★★★ 前回からの進化〜おススメダンス＆歌編 ★★★
ダンスの振り付けが総リニューアルされていました。そして、その振りのパターンがすごく多くて（繰り返しが少ない）、横を向いたり後ろを向いたり、すごく立体的な振り付けになっていました。全体的におちゃめな感じの振り付けも取り入れられていたように思います。
私は心の中で「光ちゃん可愛いーー！！可愛いーー！！（*>_<*）」と叫び続けましたもの。（笑）

●オープニング
「観客には何もなかったようにしてショーを続きけるんだ！」と、再びショーが始まります。光ちゃんの画像がクロスした後の歌が変わったのですが（画像も変わってました）、手拍子がとっても印象的でした。光ちゃん、手を前にやる振り付けで、あごをくいっと上げるのが可愛かったです。片足を上げながら手を足の方向に払うようにするところも好きです。（*＾＾*）
あと、私のメモには「可愛い」「声甘い」「おちゃめ」「肩揺らす」「横向く」「お尻」と書いてあります。（笑）
･･･なんのこっちゃ。（笑）お尻が可愛く見えるような振りがあったと思われます。

●ツアー
ここも振り付けが変わっていまして、私のメモには「可愛い」「かれん（可憐）」と書いてあります。（笑）
なんにせよ、すっごくみんなで楽しんでいる感じが伝わってきて最初にカンパニーの結束を強く感じるシーンでもあります。（＾＾）
バックにはなぜかキンキコンの映像（３days panicやFコン）が。
そっちも見たいし、舞台の上の光ちゃんも見たいし忙しい忙しい。（笑）

●月夜
これがね。光ちゃんの密かなるステップアップだな、と思うのですよ。（*＾＾*）
前回と比べると、メトロノームでいう１目盛りから２目盛りくらいわずかにテンポを落としてあるんです。（ベースが強調されて細かい動きが入りました＾＾）
あれぐらいのテンポの曲を、少しテンポを落として踊るのって、非常に技術を必要とされると思うんですよね。その分身体の動きを保つ筋力とバランスが必要とされますし。（バレエ漫画の知識より・笑）
ごまかしがききませんしね。
観客にはほとんど気づかれないだろうというところで、着実にステップアップをしてくる光ちゃんがいかにも光ちゃんらしいなぁと。
月の光だけがシンシンと照っている夜を思わせる、とても静かな踊りです。（＾＾）

●Where is tomorrow？
これまでの「Tell me why？」でしたっけ？その部分に当たる歌です。
ここがMAバックでビッシリ決まっていて本当にカッコいいのです！！（*>_<。*

頭の上とあごに片手ずつ添えて顔を傾ける振りがあるのですが、そのあごに添えた方の手が色っぽくて好き。（←こまかい・笑）
あと、「バーチャ」であったような手を腰にそえて、お尻をくいくいっと横に出す振りがあったり、「ボニバタ」であったような肩を揺らす振りがあったり、後ろを向く（観客に背中を向ける）振りもあったりして、「後頭部が可愛い♪」とか思っている私は、うっかり瞬きもできません。（笑）

●アニキのショーのシーン
２幕の冒頭のシーンですが、こちらも振りがすっかり変わっておりまして、私のメモには相変わらず「可愛い」と書いてあります。（笑）
両手をパっと広げる振りがありまして、そこが好きです。（*＾＾*）

●光ちゃんの笑顔満載
ブロードウェイを案内してもらうシーンから、ワールドアドベンチャーの「ラスベガス」まで、光ちゃんの表情が素晴らしいですね。きっと体力的にはキツイんでしょうけど、すっごく嬉しそうに踊っている光ちゃんの笑顔に癒されます。（*＾＾*）

●ジャングル
これが残ってて良かった〜。（*＾＾*）
舞台でのお着替えも、美ヘソも健在です。（もちろん双眼鏡でガン見♪）
両端に火のついた棒を振り回すところが、光ちゃんの顔が苦しそうで、美しいんですよ〜。（笑）
それから紐にぶら下がってターザンのように移動する部分は、客席の方向へ飛んでくるようになりました。

●アイリッシュ
「こんなに人がいるのに動きがそろってる〜〜〜！！（涙）」と感動しました。（；；）
でもまだバラつくところもチラホラあるので、このシーンはまだまだこれから成長していくんではないかな、と期待しています。（＾＾）
この時に一番思ったのですが、今回の舞台はどのシーンをとっても、フォーメーションがものすごくキレイなんですよ！！
そういうのに長けた専門の方がついたのかな？まるで全国レベルのマーチングの演技を見ているような気分でした。（マニアックだな＾＾；）

●記者会見
ここがとにかくとっても楽しい場面になりました。（＾＾）記者の方も踊りまくりです。（もしかしてあの振り付けは「スリラー」のパクリも入ってるのかな？＾＾）

で、注目すべきは光ちゃんなんです！！
赤のロングコートに、中は黒のタンクトップ、そしてサングラスなんかかけちゃって、ロックですよ！ロック！！
光ちゃんのロック好きには、たまらないシーンになりました！！！（*>_<*）
コートを肘まで脱いで、タンクトップの肩と二の腕が拝めたりするのも最高ですね！！！

●Let’s Go To Tokyo
ここも振り付けが変わっているのですが、そう言えば冬コンのMCで光ちゃんが剛さんに（もちろん「観客に」ではない・笑）説明してたなぁ、と思って嬉しくなりました。（＾＾）
振りのパターンがいっぱい取り入れられていて、とっても難しそうなダンスになってました。（＾＾）

●Motown Medley
ツバサがニューヨークについてからの、バックステージでの踊りです。ここもガラリと振りが変わっていたのですが、５人（途中から４人）の連帯感が伝わってきて、見ていてとても楽しかったです。（＾＾）

実は私、このシーンは光ちゃんが脚をケガしてから、条件反射のようにドキドキしながら見ているシーンだったんですよね。（光ちゃん一人脚を上げる振りができなかった記憶が強いため）
でも今回、振りもかわって、こんなに楽しそうにみんなと一緒に踊る光ちゃんを見て、やっとその呪縛から逃れられたような気がします。（＾＾）

●薄荷
ショータイムというより、アンコールは「薄荷キャンディー」１曲です。２番からアップテンポのポップなアレンジになります。
最初は舞台上に光ちゃんたった一人で歌います。次に女性のバックダンサーさんがつき、「♪君だけ〜」の見せ場に入る前に、全員が舞台にかけよってきてくれる感じが良かったですね。（*＾＾*）

水色天女も健在なのですが、私が見た２公演は、どちらも少しあぶなっかしかったです。光ちゃんが悪いわけではなく、ロープの調節のタイミングがちょっとズレてたのです。(>_<)
ジャパネスクショーの手だけで布を持って飛ぶフライングは、安心して見られたんだけどなぁ。


★★★ お茶目な光ちゃん＆個人的ツボ＆アドリブレポ ★★★

●ほねぬき
オープニングで、アニキがコウイチのカッコ良さを力説します。観客から盛大な拍手が起こるためアニキは「嬉しくてこんなになっちゃいます！！」とＦコンでやっていた全身骨抜きダンスをくねくね。（笑）

●アッキーの受け止め方
オープニングで光ちゃんのフライングの着地を受け止めるのがＭＡの役割なのですが、７日夜公演では、アッキーが光ちゃんを抱きかかえるようにして受け止めていました。（８日昼公演は普通に手を取っていました）

●空港の待合室
寝ぼけた光ちゃんが女の人に囲まれてへろへろ〜と嬉しそうにしているシーンがあるのですが、この光ちゃんが可愛いのです♪目を閉じて笑ったままへろへろ〜ってしてるの。（*＾＾*）

ちなみに、待合い室の椅子で眠っているシーンがあるのですが、７日夜公演では光ちゃんがアッキーに覆い被さっていき、８日昼公演は椅子に座っているアッキーの足の上（足の甲の上ね＾＾）に座って寝てました。（＾＾）

●ホテルに到着
これまでほど車がバラバラになったり、車の部品がバックになったりということはありません。
旅で疲れたカンパニーのメンバーが、おいしそうな食事を見つけたため、次々に光ちゃんをつきとばしてご馳走にありつこうとするシーンになりました。
光ちゃんは最後に床に倒れ伏し、アッキーがむぎゅっと踏みつけてトドメを。（笑）
床につっぷしたまま、ごにょごにょ文句を言う光ちゃんが可愛いのでした♪（*＾＾*）

●アッキーとコウイチ親族関係！？
ややこしいコウイチ親族の説明をした後、なぜ親戚でもないアッキーが一緒にいるのか、という話になります。するとアッキーは「コウイチのペットで！」と、７日夜公演では猫に、８日昼公演では犬になってました。（にゃお〜ん、とかワンワンとか＾＾）
でも光ちゃんが冷たくあしらいペシペシ叩くのですが、アッキーが光ちゃんに叩かれながら「もっと♪」とか言ってます。（笑）光ちゃんの「おまえはマゾか！？（笑）」の突っ込みが。（笑）

●光ちゃんのバスローブ
アッキーが光ちゃんのバスローブを間違って（わざと）着ているのですが、それを指摘された時、７日夜公演では「どおりでフローラルの香りがすると思った♪」って言ってました。
わ、私もかぎたい･･･

８日昼では、光ちゃんに「服が伸びるからやめろ」って言われてました。（＾＾）

●ケツフェチ？
ツバサが「ショーを観に来ているのはみんな自分を見に来ているんだ」と高飛車なことを言った時に（コウイチに、もしもの時があっても自分がいるから大丈夫、っていうようなシーンだったかも＾＾；）、８日昼公演では光ちゃん普通に「何言ってんだよ」と流していましたが、７日夜公演ではツバサくんのお尻をペロリと触って「なかなかいいお尻してるねぇ〜。」といやらしく言ってました。（笑）
セクハラですぞ！光一さん！（笑）

●船長さ〜ん
船で騒いでいたために（ここの風ポンとマーチンとアッキーの芝居も最高に楽しいです・笑）船長さんに怒られるのですが、この４人が船長さんを見つけると声をそろえて「船長さぁ〜ん。」って叫ぶんですね。すると、その後に一人出てきた光ちゃんも、その口調を真似して「船長さぁ〜ん♪」って叫ぶのが可愛いの。（*＾＾*）

●リチャード三世
寝ている時に、うなされている（かなり悶え苦しんでます）光ちゃんがたまらないですね！！（笑）
これは２階席から鑑賞するのがベスト！！

女性を抱き寄せて不適に笑うような場面もあるのですが、不思議と嫉妬は起こらずドキドキしましたしねぇ。（＾＾）
一緒に観た友人がこのリチャード三世にすっかりはまってしまったらしく、送ってもらった感想があまりにも楽しかったので、本人の許可をもらって紹介させていただきます。納得の感想ですよ♪

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…今回、私はなにげにリチャード三世マニアに成り果てている模様です…

自分が殺した王の妻に向かって「俺が許される場所が一つだけある…それはあなたの寝室だ！」って偉っそーーな態度にハートをズキュンと射ぬかれ、その王妃を抱き込みニヤッて笑う顔にもう心臓直撃メロメロバタン(☆＿☆)笑えるほどチュテキ…

強気に殺しておきながら、自分の殺した王にうなされ、片手で顔を覆い苦しみ眉間に皺を寄せながら悶える寝姿はエロスなりo(＞＜)o

「あなたの美しさが俺を狂わせる！」っていうリチャード身勝手なセリフに、『こちとらあんたの美しさに人生狂わされとるんじゃい！！…いや、本望だが…』と自分にツッコミを入れちまいました…

「馬をくれ！代わりにこの王国をくれてやる！！」最後まで自分勝手なあなたに、もう撃沈…

お上品でありながら情熱的なシェイクスピア独特のセリフまわしにに大いに萌えました…
やはり変態風味満点…

見目麗しい彼が、醜男の役をするところが、またクる(ノ＞＜)ノウピッ
今の私の恐怖は、今後リチャード三世が演目変更になってしまうこと…ぶるぶるぶるぶる
…満点の星よ大地よ！←ハムレットごっこ。
今度観る時まで残っていて欲しい…もう一度我にあなたの美しい姿を見せてくれ！！

…とうぶんリチャード熱は抜けない模様…

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私はこの時に使われてたヴェルディの「レクイエム」という曲が大好きだったので、密かに喜んでました。結構マイナーな曲だと思ってたんだけどなぁ。（＾＾）

●兄貴のカツラ
可愛い！！の一言です。まるでリカちゃん人形のようにサラサラに整えられています。（*＾＾*）
対して、ナオさんのカツラは「もうちょっとまとものなはなかったのかい･･･」と、かわいそうになるくらい変なカツラでした。（＾＾；

●マイクの汗
時々、マイクに汗がついて声がくぐもったようになるのは前からよくあったことですよね。でも光ちゃんはそんなのはもう慣れたもの。演技しながら、時にはさりげなく、時には笑いをとってササっとふいてしまえるのでした。（＾＾）

●花
８日昼公演で、こんなのを初めてみてビックリしたのですが、なんとお芝居中に次のシーンで落ちてくる例の花が、１本、２本とポトポト落ちてくるじゃありませんか！？
誤って落としてしまったという感じなので、地面には刺さらず。
人の頭の上とかに落ちなくて良かったです。（＾＾；

●やはりアッキーはオチに･･･
コウイチの言う言葉が信じられず、日本へツバサを迎えに行ったＭＡ。元気に歩けるようになったツバサを見て、自分たちの方が間違っていたのだと反省します。そこでツバサと一緒にニューヨークに帰ったＭＡは、コウイチに謝り涙の再会をねらいます。
＜７日夜公演＞
ＭＡが順番にコウイチに謝っていくのですが、一人ひとりが謝るごとに、光ちゃんが顔を覆って「ううぅ〜（；_；）」と泣き崩れるふりを。（笑）
最後にアッキーが謝った時だけ「ウルせぇんだよ！！お前は！！」と怒鳴ってました。（笑）
＜８日昼公演＞
一人ひとりのＭＡの謝罪の言葉を静かに聞いていく光ちゃん。（アッキーまでちゃんと聞いてあげた）
「ああ、もう、みんなごめんごめんってそんなのはいいよ。」とまでは良かったのですが、「特にアキヤマはうるさい！！」「その顔がうるさい！！」と、やはり怒鳴られる運命にあったアッキーでした。（笑）

●翼衣装
ツバサがニューヨークに着て、「ツバサの衣装も用意してあるんだ」と光ちゃんが出してきた衣装が、胸だけ隠し、あとは大きい編み目状の紐でできているスカート！！（笑）
光ちゃんが少々下ネタにも走りつつ、律儀にその衣装を身体にあてながら踊ったりするツバサくんが可愛いのでした。（＾＾）

●８日昼公演の挨拶
光ちゃんが「みなさんの要望があれば、またこの舞台でできることもあるかと思います。」というようなことを口にしていました。光ちゃんの言うことですから、これはもう再演が決まっているな、と思いました。（＾＾；
それからこの日は今回のSHOCKが始まって４公演目だったのですが、「早くも１公演１公演終わっていくのがさびしく感じられます」と言っていました。
幕が開くまで、みんなで一丸となって作り上げてきたSHOCKへの愛情がひしひしと伝わってきて、胸がキュンとなりました。（*>_<*）


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以上、独断と偏見のレポを最後まで読んでくださり、ありがとうございました。（＾＾）
おつかれさまでした。m（ _ _ ）m